ファイアーエムブレム風花雪月 攻略プレイ日記⑤(12月)

前回(ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記④(10月~11月))に引き続き、金鹿の学級・ハードクラシックの各マップの攻略日記を書いていきます。

 

外伝:赤き谷の冒険譚

11月から、怒涛の勢いで追加され始める外伝マップ。今節では、頑張ってどんどん外伝を消化していきます。

 

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最初に挑むのはソティス外伝。なんと、敵が全て魔獣というハードなマップです。最近のヌルいマップと比べて非常に難易度が高く、久々にリセットを余儀なくされました。

 

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開始直後は、まず、マップ上部で孤立しているベレスを全員で助けに向かいます。その道すがら、橋を塞いでいる巨狼と交戦。計略を惜しみなく使い、速攻でアーマーブレイクを狙います。

今回魔獣対策に役立った計略が、「毒霧」と「火計」でした。これらの計略は範囲が広く、魔獣の障壁4マスを同時に攻撃できます。次点で、障壁3マスを壊せる「一斉射撃」も活躍しました。

 

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アーマーブレイクさせた魔獣は、魔物特攻スキルでサックリ撃破。ここで役に立ったのが、エンジェル持ちのリシテアです。最近の神成長により、ついに魔獣をワンパンできるまでに育った彼女。テュルソスの杖で遠距離から魔獣を駆除するのに奔走してもらいます。

 

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このマップで厄介なのが、次々と湧いてくる魔獣の増援です。油断していると、簡単に敵に包囲されてしまいます。

少しでも有利に戦うために、マップ上部の4本の柱付近に自軍を布陣させることに。体の大きい魔獣は、幅1マスの通路には入ってくることができません。この地形を防壁として利用し、増援を各個迎撃します。

 

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その後は、ボスを倒しつつ財宝を回収。宝箱からは、技能経験値を2倍獲得できるという、超嬉しい装備品をゲットしました。これで、技能レベル不足で上級職へクラスチェンジできなさそうなユニットを救済できますね。

 

外伝:氷炭相容れず

マヌエラ&ハンネマンの外伝。推奨レベル17なのに何故か上級職の敵が大量に登場する、非常にツラいマップです。

 

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死神騎士の噂を聞きつけ、敵陣に単身突撃したマヌエラ。敵に包囲されてしまった彼女を救出しなくてはなりません。その救援要員はなぜかたった6人であり、そのうち1人はハンネマンで固定という事で、厳しい人員不足に見舞われます。

 

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手数が全然足りず、マヌエラの居る場所まで到達するのは絶望的。そこで、フレンのレスキューで強引にマヌエラを引き寄せて救出します。

 

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マヌエラ救出後も気の抜けない展開が続きます。10ターンが経過すると、財宝を持った敵が撤退を始めます。マップ右上の離脱地点へと逃げ始めるので、自軍も飛行兵部隊を全速前進させて追いかけます。

 

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厄介な事に、財宝を持って逃げる敵はパラメータが非常に優秀。特に、ソードマスターは速さが24もあり、普通に戦うと返り討ち確定。ここで役に立ったのが、ドラゴンナイトにクラスチェンジしたツィリルの戦技「近距離連射」です。弓を勇者武器として扱える強力な戦技であり、これを使ってソードマスターをワンパンします。

 

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ボスのウォーリアは、シャミアが射程3の弓攻撃で一方的に嬲ってクリア。弓の強さが際立った戦いでした。

 

外伝:不穏な死の連鎖

ラファエル&イグナーツの外伝。グロスタール伯の差し向けた魔獣に襲われる商人を救出するマップです。

 

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商人たちは、開始2ターンで巨狼の攻撃範囲に入ってしまいます。そうなる前に、急いで離脱地点付近の敵を掃討しつつ、付近の跳ね橋を降ろして、商人の退路を確保。さらに、「引き戻し」で商人を逃がしつつ、騎兵で壁を作って巨狼の進路を塞ぎます。

 

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最初の巨狼さえ倒してしまえば、後に残るのは索敵型の敵のみ。ゆっくり気楽に進軍し、めいっぱい技能経験値を稼ぎます。壊れた槍で手加減しながら敵をチクチク突っつき、技能不足のユニットを育成。

 

 

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クリア後、商人を全救出した報酬を貰えます。特に、ショートアクスやキラーボウは現時点で貴重品なので、有難い限りです。

 

外伝:海の見える場所

セテス&フレンの外伝。レアの暗殺を企む西方教会を討伐するマップ。

 

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このマップの特徴は、土地の大部分が砂に覆われている点です。今作の砂浜は移動力の低下が激しく、騎兵に至ってはなんと移動力1にまで落とされてしまう有様。マーモトードの砂漠やリゲルの毒沼をも上回る足場の悪さです。

 

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重装兵や騎兵はアテにならないので、砂に足を取られない飛行兵を中心に進軍。クロード・シルヴァン・ツィリル・セテスのドラゴンナイト軍団で壁を作りつつ、マップを反時計回りに巡回して敵を掃除していきます。敵は全て索敵型なので、1体ずつ釣って倒していけば簡単です。

 

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但し、浅瀬の上の敵だけは、1体を釣ると連動して全員が動くので、少々厄介です。この群れの中には、速さ25のアサシンも混ざっているので要注意。柔らかい後衛は追撃を貰って即死してしまうので、しっかり壁を作って迎撃します。

 

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マップクリア後、魔法攻撃射程を+1する「カドゥケウスの杖」を入手できます。射程+2のテュルソスと比べると見劣りしますが、魔法射程を伸ばす装備が2本に増えるのは素直に嬉しいですね。

 

星辰の節(12月) 旧礼拝堂救出戦

不審な集団が出入りする礼拝堂を哨戒するストーリー。礼拝堂の周囲に突然魔獣が出現したとの知らせを受け、主人公たちが鎮圧に向かいます。

 

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「赤き谷の冒険譚」と同様、敵は全て魔獣。それに加え、逃げ遅れたモブの生徒がマップ隅に3人存在し、彼らを救出するために素早い進軍が求められます。

 

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時間が無いため、手近な魔獣から全力で攻撃していきます。障壁の耐久力は2であり、ちょうど「火計」+「一斉射撃」の2手でアーマーブレイクさせることが可能。更に、「魔物突き」+「エンジェル」の2手でHPストック2個を削り取ります。魔獣1体当たり4手の労力で、敵を倒していきます。

 

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問題は、一番遠い場所にいる生徒。救援が間に合わず、魔獣に命を狙われ続けます。幸い、モブとは言えども最低限の耐久力を持ち合わせており、魔獣の攻撃に1発は耐えてくれます。加えて、所持している「特効薬」で最低3ターンは延命してくれるという有能ぶり。モブが粘ってくれている間に、なるべく早く進軍を続けます。

 

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魔獣に狙われるモブをどう助ければよいのか。答えは、モブよりも優先して狙われるユニットを攻撃範囲に配置すれば良いのです。白羽の矢が立ったのはイグナーツで、無事魔獣のターゲットを引き付けてくれました。

しかし、モブより弱いと見なされるとは、情けないぞ、イグナーツ・・・

 

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このマップのもう一つの難点は、ハイエナおじさんことジェラルトがターン経過で動き出す点。彼が魔獣に勝てば経験値の損失ですし、魔獣に負ければ敗北条件を満たしてしまうという、厄介極まりない存在です。

ジェラルトが前線に近づくと困るので、「引き戻し」と「レスキュー」で進軍を遅らせ、時間稼ぎに努めます。その隙に魔獣を倒し切って、何とかマップクリアしました。

 

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クリア後、今まで死亡フラグがビンビンで心配だったジェラルトが遂にお亡くなりに。

その死に際は、最強の武人に似合わず呆気ないもので、思わず唖然としました。従来、FEシリーズの父親は、派手な死に花を咲かせていたものです。例えば、本作と同じく、主人公の父親が傭兵団長である作品「蒼炎の軌跡」。父親のグレイルは、大陸最強の将軍に神器で斬り殺されるという、強者に相応しい死を遂げました。それに比べてジェラルトは、およそ強くも見えない少女に、何の変哲もないナイフで突っつかれて死ぬという体たらく。

重要人物の最期なのですから、このイベントはもう少し何とかならなかったのでしょうか?

 

1月課題出撃以降は、次回に続きます↓

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ファイアーエムブレム風花雪月 攻略プレイ日記④(10月~11月)

前回(ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記③(8月~9月))に引き続き、各マップのプレイ日記を書いていきます。

 

飛竜の節(10月) グロンダーズ鷲獅子戦

3学級対抗で模擬戦を行うマップ。

今回は、敵軍である黒鷲の学級と青獅子の学級が、赤軍と黄軍に分かれており、互いに積極的に交戦し合います。クリアを狙うだけであれば、静観して漁夫の利を得るのが一番でしょう。但し、自学級の撃破数がトップだった場合、クリア後に褒賞がもらえます。また、他学級同士の潰し合いは、単純に経験値の損失に繋がるため、赤軍vs黄軍の衝突はできる限り阻止したいところ。

 

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赤軍・黄軍がぶつかり合う主戦場は、中央の丘の南側。まずは、急いでマップ下側まで移動し、両軍の間に割って入る必要があります。

作戦としては、「引き戻し」持ちのユニットを大量に用意し、飛行兵をどんどん前線に引き出していきます。そして、崖を飛び越えて主戦場に到達させます。途中で弓砲台に狙われますが、その都度リブローで回復しながら進ませます。

 

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しかし、自軍に先んじて、黄軍の「王国将」が赤軍に単騎突撃。この王国将は、周囲とは一線を画すステータスの持ち主で、所持スキルも「飛燕の一撃」「槍の達人」「すり抜け」と非常に豪華。また、力・速さ・魔防が非常に高く、魔道士中心の赤軍には天敵とも言える存在です。赤軍のヒューベルトやリンハルトを次々となぎ倒す無双プレイで、撃破数を稼がれてしまいます。

 

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この王国将を駆除するため、自軍の飛行兵軍団も捨て身で敵陣に特攻。英雄の遺産まで動員し、何とか王国将を撃破します。

 

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その後は、赤軍と黄軍を二分するように自軍ユニットを並べ、多学級同士の交戦を阻止。ワラワラと集まってくる敵軍を、計略で一網打尽にします。

最終的に、自学級が撃破数トップで試合終了。優勝賞品として、「聖なる槍」を獲得しました。何だか、頑張ったわりに報酬がしょぼいのは気のせいでしょうか・・・

 

外伝:金鹿の守る地

ローレンツ外伝。同盟の和を乱す領主を征伐するステージ。

 

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初期の戦況は、河を挟んで敵軍と睨み合っている状態。拠点を12ターン守り切ればクリアとなる、防衛マップです。初期位置付近で12ターンじっとしているだけであれば、難しいステージではありません。

 

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しかし、防衛マップのお約束として、財宝持ちの盗賊が登場。序盤はマップ右上隅と左上隅で停止しているため、飛行兵などで狩りに行く必要があります。また、ターンが進むと対岸の離脱地点へ向けて逃走するため、河を越えて追撃に向かわなくてはなりません。

 

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財宝獲得のため、序盤から積極的に進軍し、前線を押し上げます。最終的には、下ろした跳ね橋を利用して、敵将アケロンを誘い出し、ローレンツが格好良く倒してクリア。

 

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クリア後、ローレンツからグロスタール家の英雄の遺産を入手できます。この杖は、装備中、「黒魔法射程+2」の強化が得られるという、とんでもない代物。今までに登場した英雄の遺産を全部足して10倍したぐらい強力な効果の杖です。

 

外伝:持たざる者たち

シルヴァン外伝。マイクラン盗賊団の残党を駆逐するステージ。

 

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敵の配置密度が高くて狭苦しく、また自軍初期配置が東西に2分されており、なかなか苦労するマップです。このマップには4隅に離脱地点があり、HPの減った敵はここから逃走してしまいます。敵を倒した数に応じて褒賞が貰えるため、できるだけ手負いの敵を放置しないよう心がけます。

 

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このマップは建物と茂みが非常に多く、移動にも難儀します。ここで役に立ったのが、前のマップで手に入れた「テュルソスの杖」。射程を伸ばした黒魔法で、障害物の向こうの敵を狙い撃ちし、安全圏から盗賊団を殲滅。魔道士軍団で杖を交換しながら使い回し、ワンサイドゲームを繰り広げます。グロスタールの紋章持ち以外は戦闘後に10ダメージを受けてしまいますが、どうせ魔道士のHPなど飾りのようなもの。彼女たちには命を削って戦ってもらいます。

 

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マップ中央では、財宝持ちの6体の盗賊がたむろしています。彼らは基本的に移動はしないものの、自軍に周囲2マス以内まで接近されると思考が切り替わり、離脱地点を目指して四散します。この盗賊を逃さないように一網打尽にするのが、このマップの最大の仕事です。

 

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盗賊は律儀にも直線状に並んでいるため、端からの「一斉突撃」や、側面からの「火計」でまとめてHPを削れます。また、計略には敵の移動をゼロにする効果もあるため、盗賊の逃走を妨害可能。動けなくなった相手をじっくりと嬲り、ドロップアイテムを取り尽くします。

 

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盗賊を撃破した後は、他の敵を各個撃破してクリア。敵を1体も逃さずに倒した報酬として、「巨大な金塊」と「ロングボウ」を入手しました。

それにしても、ロングボウは本当に重くなりましたね・・・

 

赤狼の節(11月) ルミール狂乱戦

近ごろ村人たちの様子がおかしいと噂される、帝国領のルミール村を視察するステージ。村人たちの同士討ちを阻止しつつ、事件の糸を引く真の敵を討伐するのが目的です。

 

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マップ上に存在する村人を逃がすためには、それに対応する「暴れる村人」を撃破する必要があります。「リブロー」で村人を回復しつつ、飛行兵で「暴れる村人」に駆け寄り、救出を進めます。

 

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救出対象の村人は、マップ左に2人、右に4人存在。特に、右側は「燃える床」が多くて移動に苦労するため、レオニー&イングリットのペガサスナイトコンビで速やかに救援に向かいます。

 

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そして、このマップにもエムブレマーの仇敵である緑軍(セイロス騎士団)が登場。今までのハイエナや進路妨害といった所業に加え、今回は自爆芸を披露。なんと、増援として登場した死神騎士に対して、緑軍のジェラルトは無鉄砲にも突撃し、反撃の2回攻撃を貰って即死してしまいます。ジェラルトの敗走は敗北条件に含まれているため、この時点でゲームオーバーです。命を捨ててまでプレイヤーの勝利を阻止しようとする緑軍こそ、このゲーム最強の敵だと言えるでしょう。

仕方なく、「引き戻し」でジェラルトを僻地に追いやり、死神騎士は「葬騎の一撃」で突っつき回して撃破。

 

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敵将ソロンは、魔法を「デスΓ」に持ち替えられると必殺率が増して厄介です。そこで、「バンシーΘ」を装備している内に、射程3の弓で蜂の巣にして突破。柔らかくて助かるボスでした。

 

12月以降は、次の記事に続きます↓

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ファイアーエムブレム風花雪月 攻略プレイ日記③(8月~9月)

前回(ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記②(5月~7月))に引き続き、各マップのプレイ日記を書いていきます。

 

翠雨の節(8月) ゴーティエ家督争乱

英雄の遺産である「破裂の槍」を盗み出した、ゴーティエ家の長男を討伐するステージ。単純な一本道構造のマップに、敵がわんさか配置されており、絶好の経験値稼ぎスポットです。

 

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このマップにも、エムブレマーの永遠の敵である緑軍が登場。ただ、今回の緑軍・ギルベルトはアーマーナイトであり、移動力が低いのが救いです。

経験値を横取りされるのを防ぐため、序盤は全速で進軍し、ギルベルトと距離を取ります。すると、背後から増援が現れ、ギルベルトは単騎で増援と交戦開始。しばらく放置すると、増援のメイジが魔法でギルベルトを焼き尽くしてくれます。その後は、自軍で増援を狩って経験値を稼ぎつつ進軍します。

 

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進軍を続けていると、マップを半周程度した所で敵の大群と衝突し、激しい乱戦となります。守備に定評のあるラファエルとヒルダで壁を作りつつ、少しずつ敵を処理。

この戦闘で役に立ったのが、中級職に昇格したユニットたちの覚える移動補助スキルでした。中でも便利なのが、ソシアルナイトペガサスナイトの兵種スキル「再移動」です。前線に出て敵を攻撃した後に後陣に戻れるため、味方のために攻撃スペースを空けつつ、自身の安全確保もできます。また、戦技「引き戻し」を使っても同様のヒット&アウェイ戦法が可能で、かなり重宝しました。

加えて、アーチャーにクラスチェンジしたクロードのスキル「射程+1」も非常に強力。戦技「曲射」と合わせれば4マス先に攻撃できるため、前線に出ずとも敵を削ることができます。その攻撃範囲の広さを活かし、遠方から連携に参加してくれるのも有難い点です。

 

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ボス戦でも、クロードの射程距離の長さが光ります。回復床に陣取るボスに対し、遠距離から弓の攻撃を当てます。その後、「引き寄せ」を2回使ってボスの攻撃範囲から退却。これにより、ボスの思考が突撃型に変化します。後は、ノコノコと近づいてきたボスを魔法攻撃で焼却。遠距離攻撃スキルと移動補助スキルが光る戦いでした。

 

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ボスを倒すと、強大な力を持った「魔獣」が出現。ダメージを半減する障壁に守られた強敵ですが、その障壁さえ壊してしまえば怖い相手ではありません。

まずは、攻撃範囲の広い計略「火計」「毒霧」を当て、障壁を全て壊します。すると、魔獣は一定ターン行動不能に。この隙に、打点の高い攻撃を当てまくります。

ここで活躍したのが、リシテアの魔物特攻魔法「エンジェル」。必殺を出して魔獣に105ダメージを与え、無事マップを突破しました。

 

角弓の節(9月) 秘密の地下道の戦い

誘拐されたフレンを助けるため、隠された地下通路に乗り込むステージ。25ターンという時間制限付きのマップです。

 

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ターン制限で焦るプレイヤーの前に立ちはだかるのが、複雑な構造のマップ。正規の進軍ルートは左回りなのですが、その途中を塞いでいる扉を開くためには、右ルートの仕掛けを起動する必要があります。

 

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肝心の右ルートは細かい小部屋に区切られており、それぞれがワープ床で繋がっているという構造。複数のワープ床から1つを選んでワープしなくてはならない箇所もあり、一度使用したワープ床はそのターン中には逆戻りできません。このせいで、狙いと違った場所にワープさせられてターンをロスしたり、また敵陣のど真ん中にワープさせられてピンチに陥ったりと、様々なトラブルが発生。どうしようもない場合は「天刻の拍動」でワープ前に巻き戻りつつ、ワープ床同士の繋がりをメモしながら進みます。

 

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仕掛けを突破して最後の部屋まで辿り着くと、ボスがお出迎え。7月に引き続き、死神騎士が登場します。ステータスは前回よりも更に上昇しており、相変わらず回避+40%の地形効果も存在。しかし今回は、回避床の効果をOFFにできる仕掛けが存在するため、前回より圧倒的に戦いやすいです。

 

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死神騎士の攻略には、今回も「葬騎の一撃」が活躍。ローレンツ・レオニー・ヒルダ・シルヴァンの騎乗クラス4人組が「葬騎の一撃」を次々と浴びせて撃破します。うちのクラッセでは使い道のない闇魔法試験パスを、また手に入れてしまいました。

 

外伝:王国貴族結婚余聞

9月の課題出撃を突破すると、外伝マップが解禁されます。今作の外伝マップは、特殊な勝利条件・敗北条件が設定された、風変わりなステージが勢揃い。難易度も高めで、外伝解禁後すぐに挑戦するとやや苦戦します。

 

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最初に挑戦したのは、イングリット&ドロテアの外伝。溶岩に囲まれた岩の通路上で、次々と湧く増援と交戦しながら進むマップです。

このマップでは、「無限増援」システムが登場。敵将を倒さない限り、特定の増援が延々と湧き続けるというものです。一見、レベリングに役立ちそうに思えるシステムですが、この増援を倒しても経験値は通常の半分しか得られず、稼ぎ効率はイマイチ。また、騎士団の損耗や白魔法の回数制限のせいで、自軍の継戦力にも限りがあります。結局、経験値稼ぎは早期に切り上げてマップクリア。

 

外伝:剣であり盾たる騎士団

シャミア&アロイスの外伝。海賊から港町を守り抜く防衛マップです。

 

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町への入り口は北側と南側の2箇所があり、序盤はこの両方を壁役で塞いでおけば大丈夫。自軍を二手に分け、防衛に当たらせます。

 

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しかし、問題は中盤以降。町の東側の壁を越えて、敵のドラゴンナイトが防衛範囲内に侵入してきます。敵が防衛範囲内にいる状態で敵フェイズを終了すると町が荒らされてしまい、これが5回繰り返されると防衛失敗に。敵を速やかに排除する必要があります。

しかし、このドラゴンナイトが非常に強敵。クラス名からは下級職を連想しがちですが、今作のドラゴンナイトは上級職。自軍から見れば一回り格上の相手です。従来作では高火力&低速が特徴だった兵種ですが、本作では速さも非常に高くなっています。ローレンツのような低速キャラで戦いを挑むと、追撃を受けて即ロストしてしまうため、非常に危険。

 

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ドラゴンナイトの侵入を防ぐために、壁沿いにユニットを並べます。こうすると、街への侵入を最優先で狙うドラゴンナイトは、戦闘仕掛けてこないまま壁上で停止。そこをクロードの弓で狙い撃ちしてHPを削り、ローレンツでトドメ。これを繰り返し、町を守り抜きます。

 

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但し、このマップの勝利条件は町の防衛ではなく、敵将の撃破。つまり、守勢を続けるだけでなく、どこかで攻勢に転じる必要があります。

敵の襲来がひと段落付いた時点で、耐久に定評のあるベレスを先頭に据えつつ、船上のボスを目指して進軍開始。無限湧きする増援が「攪乱」で自軍の移動力をゼロにしてくるのが厄介ですが、レオニーを囮にして増援を引き付けつつ、別の道からべレスを前進させます。最終的に、べレスの剣で船上の敵将を切り刻み、マップクリア。苦しい長期戦を強いられたステージでした。

 

10月課題出撃以降は、次回に続きます↓

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ファイアーエムブレム風花雪月 金鹿の学級のユニット評価【白雲の章・9月時点】

古くから、ユニットごとの当たり外れが激しいことで有名なファイアーエムブレムシリーズ。最近の作品では、ユニット間のバランス調整が綿密に行われ、極端な弱キャラや強キャラが生まれないよう工夫がされています。

それでも、「if」の時代に比べ、「風花雪月」ではユニット間の強さの偏りが激しいように感じます。そこで、現状での自学級のユニットの使い心地を、A〜Dの4段階で評価してみました。

 

クロード:B

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高速・高火力の遠距離アタッカー。弓使いとしては、「if」のモズメ同様の使いやすさを持ち、個人スキルの効果で成長も早めです。アーチャーにクラスチェンジさせれば射程が常時3となり、壁や谷を越えて敵を射殺すのに大活躍。セイロス教団のユニットとの支援も多く、幅広い活躍が期待できるユニットです。

 

ローレンツ:C

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遅い上に物理防御も低いため、アタッカーにも壁役にも使いづらい準イラナイツ。特に、上の画像の速さ10という値は、アーマーナイトのラファエルを除くと自軍最低であり、簡単に敵からの追撃を貰ってしまいます。

一応、魔防が高いという強みはあり、魔法受けには使えます。手槍を持てば、敵のメイジやプリーストの釣り出し役にはなってくれます。また、得意技能の配分は合理的で、槍術・理学・馬術を鍛えればダークナイトの資格は簡単に得られるでしょう。今後の成長に期待が持てるユニットです。

 

ラファエル:D

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固い・強い・遅いの古典的アーマーナイト。ただ、ラファエルに関しては、強みであるはずの固さもイマイチ。上の画像の守備16という値は、実はヒルダと1しか変わらず、物理職を釣り出す壁役としては安定しません。もちろん、釣り出しの際に魔法職が一緒に釣れてしまうと死が見えます。他に、アーチャーを釣り出しても射程3には反撃できず、ソシアルナイトを釣り出しても再移動で逃げられるなど、壁役の責務を全うしてくれません。

さらに、上の画像では速さがたったの5であり、加入時からの伸びはゼロ。敵にガンガン追撃され、体力をゴッソリ削られてしまう、破滅的な遅さです。どうしようもないユニットですが、もし今作にも「守備隊形」があるのなら、習得できれば一気に強キャラになるのかもしれません。

 

イグナーツ:D

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魔防以外の全てのステータスがクロード以下という、悲劇の弓兵。特に非力さがネックで、弓の攻撃がまともに敵に通りません。弓以外の得意技能も剣術と理学であり、余計に火力が下がる方向にしか行きません。

そんな彼ですが、個人スキルの効果で命中が+20されるという、他のユニットには無い強みがあります。このお陰で、敵が森や回避床に乗ってしまった時に活躍。敵のHPを確実に少量減らしてくれるので、削り職人としても使えます。このニッチな長所を突き詰めれば、独自の運用が可能になるのかもしれません。

 

ヒルダ:A

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ラファエル相当の力と守備を備えた、超高速ユニット。可愛い顔をしてゴリラ並みの腕力を兼ね備えており、力17という値は生徒の中でトップ。アタッカーとしても壁役としても使えるリベロです。

さらに、個人スキルの効果により、ヒルダに隣接する男ユニットは攻撃が+3されます。これを活かし、ヒルダを囲むように男キャラを並べる陣形を敷くと強力です。これにより籠手のダメージを+12したり、シルヴァンの「女好き」と重畳させたり、といった応用技も有効。戦闘もサポートも一流の、強キャラです。

 

リシテア:B

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「烈火」のニノのような火力、「エコーズ」のシルクのようなサポート力、そして「蒼炎」のステラのような成長速度を兼ね備えた魔法アタッカー。個人スキルの効果で技能レベルが2倍速で上がるのが非常に有難く、次々と便利な闇魔法を習得します。軽さがウリの「ウォーム」、敵の魔防を貫通する「ルナ」、魔獣を殲滅する「エンジェル」など、攻撃魔法は有用なものばかり。

白魔法を色々と覚えてくれるのも嬉しく、ヒーラーとしてサポートに回るのも得意。加えて、かつて最強と言われた魔法「ワープ」を覚えてくれるのも嬉しい点です。ワープは射程が「魔力÷4」と厳しく制限されたのが痛手ですが、それでも初期配置で分散した味方を合流させたり、転移床迷路を強引に突破したりするのに大活躍。多方面の活躍が期待できるユニットです。

 

マリアンヌ:B

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低速だが高魔力な、合理的なステータス配分のヒーラー。「ライブ」を使い続けるだけで自然とレベルや支援値が上がっていくので、育成はかなりラク。攻撃性能も悪くなく、「ブリザー」を習得すれば最低限の戦闘はこなせます。物理攻撃の通りにくい敵のアーマーナイトを突破したい場合などには重宝します。

また、序盤から「リブロー」を覚えてくれるのも嬉しいところ。4しかない低い移動力を、回復魔法の射程で補えるのは心強く、前作までのトルバドールのような安心感があります。

 

レオニー:A

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ヒルダと同様、攻速守に優れたバランス型前衛職。優秀なステータスに加え、個人スキルで更に与ダメージ+2、被ダメージ-2が加わります。アタッカーも壁役も担当できるため活躍の幅が広く、ソシアルナイトペガサスナイトといった高移動力の兵種にすれば縦横無尽の働きをしてくれます。

また、苦手技能を持たないというのもポイントで、育成の幅が広め。ボウナイト・ファルコンナイト・ドラゴンマスターなど、様々な最上級職が狙えます。即戦力にもなり将来性もある、優れたユニットです。

 

ベレス:C

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主人公。ステータスは高火力・低速・低耐久ぎみ。従来作の戦士やウォーリアーを彷彿とさせる、バランスの悪いパラメータ配分です。

ベレスの困ったところは、技能レベルが伸びない点。自軍のユニットは、生徒であろうと教職員であろうと、毎週の個別指導と自習で勝手に技能が上がっていきます。しかし、担任であるベレスだけはそれが無く、いつまで経っても技能が伸び悩んだままです。いくら先生とは言え、せめて自習ぐらいはしてほしいものです。

技能は教員研修で伸ばすこともできますが、指導レベル上げで忙しいベレスにそんな暇はありません。結果的に、技能レベル不足により資格試験に受かれず、さらに弱くなっていくという悪循環。とは言え、主人公が中盤まで弱いのはFEのお約束。今後、専用職や専用スキルが登場して強化されるのに期待です。

 

ファイアーエムブレム風花雪月 攻略プレイ日記②(5月~7月)

前回(ファイアーエムブレム風花雪月 プレイ日記①(4月~5月) - ThroneRoom)に引き続き、各マップのプレイ日記を書いていきます。

 

竪琴の節(5月) 赤き谷の掃討戦

教会の指示で、盗賊の掃討を行うマップ。この辺りから、徐々に敵の能力が強くなり始め、特に敵の剣士や盗賊は速さが13にも到達。油断すると、自軍の中速程度のユニットでも追撃を受けるため、非常に危険です。特に、鋼の武器などを装備しようものなら、大抵のユニットは2回攻撃を受け、あっという間に敗走。対策として、「訓練用の剣」や「鉄の籠手」など軽い武器を装備させ、攻速が極力落ちないよう注意を払います。

 

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このマップで厄介なのが、今回初登場となるアーチャーです。今作のアーチャーは、普通の弓で射程3の攻撃を出せるというチートスキルを所持。「暁の女神」の最上級クラス「サジタリー」と同じ事を、最序盤から行ってきます。遠方から一方的に殴られては埒が明かないので、とにかく初期位置に引き籠り、少しずつ釣っては倒す、を繰り返します。

このようなチマチマしたプレイを続け、50ターンも消費してクリアしました。

 

花冠の節(6月) マグドレド奇襲戦

教会に反旗を翻した王国貴族の反乱を鎮圧するマップ。

 

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今回は、こんな序盤だというのに、まさかの索敵マップです。まだ従来作で言う所の3章なのに、いきなり悪条件での戦い。「トラキア」以外で、今までこんな作品があったでしょうか。

 

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しかし、今回の真の敵は悪天候ではなく、緑軍です。圧倒的な力を誇るカトリーヌは、敵兵をバッタバタと切り刻んでいきます。強敵を斬り伏せてくれるのなら頼もしかったのですが、彼女が狙うのはHPの減った瀕死の敵ばかり。弱いユニットのために折角作ったエサをハイエナしてくる困り者です。

対策として、今回はレオニーやクロードなどのエースアタッカーを前線に出し、敵フェイズに反撃で敵を完全に撃破。カトリーヌに狙われそうな食べ残しを残さないようにし、緑軍の行動を抑圧します。加えて、緑軍に追いつかれないよう全速で進軍し、獲物の横取りを防ぎます。

 

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できるだけ早く進軍したものの、ボスの前に着いた時点で、カトリーヌはボス手前3マスの位置まで迫っていました。意外と硬いボスに対しては、ヒルダを隣接させたクロードに籠手を振るわせて攻撃。こうする事で、「おねだり」により3ダメージが加算され、4回攻撃で合計+12ダメージ。これにより、高HPのボスを削り切ってクリア。

 

青海の節(7月) 女神再誕の儀襲撃戦

修道院の地下墓所に潜り込んだ侵入者を排除するマップ。

25ターンという制限内に、ドロップアイテムと宝箱を回収する必要があり、迅速な進軍が求められます。ただし、焦って最初からマップ中央に出ても、敵に袋叩きにされるだけ。ここは安全策を取り、マップ周囲をぐるっと回りながら、敵を少しずつ減らしていきます。

 

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このステージの最大の関門は、マップ中央に陣取る「死神騎士」です。速さ17・守備18という高ステータスに加え、回避床の効果で回避率+40%。ターン制限内に倒すのは非常に厳しいですし、そもそもちょっかいを出しても返り討ちが関の山。FEHの「遠距離反撃」のようなスキルも所持しており、長距離攻撃による削りも不可能です。加えて、スキル「大将星」により状態異常も無効。明らかにスルー推奨の敵ですね。

・・・しかし、所持品には貴重品のドロップアイテムが。これは、何としてでも欲しい!

 

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と言うわけで、死神騎士の攻略に乗り出します。まずは15ターンほどかけて雑魚敵を倒し切り、死神騎士を包囲します。次に、連携計略を駆使して、反撃を防ぎつつ死神騎士の体力を削ります。最後に、騎士団効果とスキル「負けず嫌い」により攻撃を高めたエースキャラ・レオニーに鋼の槍を持たせ、「葬騎の一撃」でフィニッシュ。攻撃を外すと逆に倒されるのですが、そこは天刻の拍動でケアしつつ突破。

 

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そして、「闇魔法試験パス」を無事手に入れて、満足しながらクリア。ただ、うちのクラスには男性魔道士は居ないんですけどね。

 

 

8月課題出撃以降は、次回に続きます↓

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ファイアーエムブレム風花雪月 攻略プレイ日記①(4月~5月)

待ちに待った「ファイアーエムブレム 風花雪月」が発売されたので、各マップのプレイ日記と感想を書いていこうと思います。

ルートは金鹿の学級、難易度はハード&クラシックで遊んでいきます。

 

序章 夜明けの遭遇戦

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キャラメイク後に始まる序章。綺麗なグラフィックや、マップをグルグル回せることに感動を覚えつつも、ゲームスタート。

初プレイは金鹿の学級に行くと決めていたので、クロードを積極的に戦闘に出します。クロードの弓で敵を削り、ベレスでトドメ、を繰り返しつつ進軍。森に陣取りながら、ならず者の攻撃を受け切って進みます。

このならず者、よく見るとクラスが「盗賊」。なんと中級職が序章から登場。こちらは全員初期職だというのに、2ランクも上の敵が出てきてビックリです。ただ、能力値的には全く恐れるに足らず、順調に進軍します。

・・・と思いきや、戦況を静観していたジェラルトが、突然動き出します。しかも、弱った敵を槍で串刺しにして、ベレトのエサを食い荒らす始末。何というハイエナ親父なのでしょう。やはり、FEの真の敵は緑軍でした。

お父さんに負けるまいと、危険を顧みず前線に進む主人公ら4人。しかし、強気の進軍が裏目に出て、エーデルガルトに敵の攻撃が集中する事態に。そのままボスの斧が直撃し、戦闘不能になってしまいます。なんと、序章からゲームオーバーという有様に。

リセット後は、大人しくゆっくり進軍してクリア。お父さんに経験値をだいぶ吸われてしまったけど、諦めて次章に進みます。

 

大樹の節(4月) 鷲と獅子と鹿の戦い

受け持ち学級を選んだ後の、最初の戦い。三学級対抗戦がスタートします。こちらの出撃メンバーは、ベレス、クロード、ヒルダ、リシテア、マリアンヌの5人。

 

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このマップで活躍してくれたのが、ヒルダです。彼女の個人スキル「おねだり」は、隣接する男性キャラの攻撃力を底上げするというもの。戦闘中、ヒルダはずっとクロードの横でおねだりしていました。

 

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逆に、どうにも使いづらかったのが、このマリアンヌです。彼女はヒーラーなのですが、肝心のライブがマップで5回しか使えないというヘッポコぶり。しかも、ライブ1回あたりの回復量は、たったの8。使用回数制限も回復量も厳しく、使い物になりません。

その上、装備魔法のリザイアが重量8と非常に重く、激しい攻速落ちに悩まされます。特段素早くない敵にも追撃され、一瞬で昇天してしまうという有様。もっと軽い魔法を、早く習得したいところですね。

 

竪琴の節(5月) 実戦演習

次の課題は、セイロス騎士団との模擬戦。ここから一気に敵の数も増え、戦いは本格的に。

 

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このマップで非常に便利だったのが、リシテアです。個別指導で信仰を強化したところ、技能E+でライブを覚えてくれました。これにより、魔法アタッカーでありながらヒーラーも兼任するリベロへと変身。完全にマリアンヌの上位互換となりました。加えて、個人スキル「天才」のお陰で技能がグングン育ちます。これは強キャラの匂いがプンプンします。

 

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また、この戦闘から、主人公+全生徒の9人フルメンバーで出撃が可能に。そのぶん敵も多く、大量の敵軍がなだれ込んできます。そんな敵の突撃を、森の中に引きこもりながら何とか迎撃していきます。

このマップで前線を支えてくれたのが、ヒルダの「おねだり」で攻撃力を底上げしたラファエルと、その隣で「負けず嫌い」を発動させるレオニー。「負けず嫌い」はレオニーの個人スキルで、男性と隣接時に与ダメ+2&被ダメ-2、という優秀な性能。ヒルダ・男キャラ・レオニーを3人並べて壁にする作戦は、非常に有効でした。

 

 

 

5月課題出撃以降は、次回に続きます↓

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主人公ベレトは、解放王ネメシスの子孫?【ファイアーエムブレム 風花雪月】

 「ファイアーエムブレム 風花雪月」の主人公は、謎の紋章を身に宿しているようです。この紋章は、セイロス教のレリーフに描かれる21の紋章のどれとも一致しません。

一体、この紋章は何で、主人公は何者なのか。紋章の力で、主人公は何を成し遂げるのか。気になったので、紋章の正体と、主人公の果たす役割について予想してみました。

 

 

主人公と同じ紋章を背負う老人の存在

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PVを見回すと、主人公と全く同じ紋章を背に纏った一人の老人が存在することが分かります。聖者セイロスらしき女性と戦いを繰り広げる老人。おそらく、彼は英雄戦争でセイロスに敗れた解放王ネメシスでしょう。

ゲーム紹介ページの説明にも、こうあります。

フォドラの大地に根づくセイロス教は、聖者セイロスを開祖とする。遠い昔に起こった英雄戦争と呼ばれる戦いで“解放王”ネメシスを倒し、フォドラに安寧をもたらした人物だ。

『ファイアーエムブレム 風花雪月』育成はどのように楽しむ? 士官学校パートを詳しく解説! - ファミ通.com

 

英雄戦争時代の戦士たちの子孫に現れるという紋章。つまり、主人公はネメシスの子孫という事なのでしょう。平民と見られていた主人公が実は古の王の末裔という事であれば、超重要人物です。主人公の命の価値をソティスが高く評価するのも頷けます。

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しかし、それほど重要な紋章ならば、なぜ存在が世間に認知されていないのでしょうか。少なくとも、主人公の父ジェラルドを始めとする親族にも、紋章が発現して然るべきでは無いのでしょうか?

これに関して、ゲーム紹介ページには、以下のようにあります。

 登場する貴族の多くは英雄戦争の時代における“フォドラ十傑”の子孫であり、受け継いだ紋章を宿す家系にある。紋章は血脈によって受け継がれるが、その子孫が必ず紋章を宿すわけではなく、限られた者だけが能力を引き出すことができる。紋章は、その力を強く発現させる“大紋章”と、少しだけ力の劣る“小紋章”に大別される。一般的には英雄の血が濃いほど大紋章を宿しやすいと言われるが、突発的に大紋章を持つ子が産まれることもあり、原理はまだ解明されていない。

 英雄の子孫に紋章が現れるかは運次第。おそらく、ネメシスの紋章は、限りなく発現率が低いのでしょう。そして、突発的に主人公にだけ紋章が現れたのでしょう。世界でオンリーワン、主人公だけの能力、という事なのかもしれません。

・・・しかし、PVを見てみると、主人公以外にももう一人、解放王ネメシスの紋章を持つ者が確認できます。

 

 

ソティス持つ紋章と剣

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ソティスの腹部分の飾りを見ると、ネメシスの紋章が刻まれているのが見えます。彼女も、主人公やネメシスの血縁者という事なのでしょうか。

 

 

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また、ソティスの持っている剣は、ネメシスの使用する剣に酷似。柄の形は同じですし、刀身がバラバラに分解できるような横方向の切れ込みも確認できます。つまり、ソティスはネメシスの子孫であり、彼の剣を受け継いでいる、という事なのかもしれません。

逆に、ソティスの方がネメシスより上位に立っている、という可能性も考えられます。ソティスの緑髪、尖った耳、金のサークレットなどは、神竜であるチキを彷彿とさせます。ソティスはフォドラの神祖竜で、その力を与えられた王がネメシス、という予想もできます。

 

このような由緒ある紋章が存在し、その紋章を宿して生まれた主人公。では、彼はどんな運命を持ち、作中でどのような役割を果たすのでしょうか。

 

「覚醒」と類似したストーリー?

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謎の紋章を持ったFEの主人公と言えば、真っ先に思い付くのが覚醒のルフレです。右手の甲に「邪痕」を宿しているルフレ。これは、邪竜ギムレーの血を引く一族に現れる紋章です。

作中でルフレは、邪痕に目を付けられ、ギムレーと一体化させられてしまいます。どんな攻撃でも倒し切ることのできない無敵のギムレー。その唯一の打倒法は、ギムレー自身がギムレーを殺す事でした。それを聞いたルフレは、自分がギムレー自身であることを利用し、ギムレーにとどめを刺します。そして、ギムレーであるルフレ自身もまた、命を落としてしまうのでした。

このように、神竜と敵対するギムレーの血を引いていたばかりに、悲運に翻弄されたルフレ。これは、聖者と敵対するネメシスの血を引くベレトとよく似ています。ベレトも、ルフレと似たような道を辿る可能性は少なくないでしょう。例えば、ネメシスの化身や眷属と戦って相打ちになる、といった結末は予想できます。

 

しかし、解放王ネメシスが敵役と考えると、やや違和感があります。FEで「解放」と言えば、主人公側が掲げる正義の言葉。「ネメシス」という言葉自体にも、「義憤」や「神罰の執行者」といった正義的意味がります。敵役のネーミングとしては、相応しくありません。

 

 

暁の女神」と類似したストーリー?

逆に、ネメシスと敵対している聖者セイロス、またはセイロスに福音を与えた女神こそが敵役である、と考えるとどうでしょうか。

聖者や女神が敵に回る前例として、「暁の女神」が挙げられます。人間を滅ぼそうとする女神アスタルテに対し、主人公に取り憑く女神ユンヌの力で対抗する、というストーリーです。幼女系女神に取り憑かれる主人公、という意味では風花雪月も全く同じ。ここから、ソティスと協力して女神に対抗する、というストーリーも予想できます。

女神の与えた紋章には、明らかに負の側面も存在します。まず、先天的に発現した紋章によって人生が左右される、という社会構造は不健全です。また、女神が人に紋章を自由に与えられるという事は、人間が女神に生殺与奪を握られているという事でもあります。加えて、他大陸のように女神が神竜であった場合、加齢で狂気に蝕まれ、紋章の力が暴走する可能性もあります。こう考えれば、女神を倒して紋章の支配から人々を解放する、というストーリーも現実味を帯びます。

 

 

まとめ

風花雪月の主人公は解放王ネメシスの末裔であると考えられます。ソティスもネメシスの子孫、あるいはネメシスに力を与えた者と予想します。その紋章の力を活かし、「覚醒」のように祖先と戦うか、「暁の女神」のように神と戦う、とのストーリーが考えられます。

しかし、このような予測通りになってしまうシナリオであれば、それは単なる過去作の焼き直しに他なりません。できれば、新作には、予想を裏切る斬新なストーリー展開を期待したい所です。