カードとダイスで戦うゲーム「カルドセプト」の最新作、「ビギンズ」。ストーリークリア後は、敵のブックが強化された「チャレンジ」モードが解禁されます。チャレンジLv2以上では、敵にハンデが付いた状態の戦いに挑むことに。骨のある難易度で、これぞカルドセプトの醍醐味とも言えます。
この時、敵に付与されるハンデは下記の通り。
- 初期配置クリーターを有した状態でスタート
- 周回ボーナスが一定倍される
- 通行量が一定倍される
敵は総魔力の初期値と成長率がともに高く、正攻法の戦略では押し負けること必至。そこで、本記事では、私が実践している、高Lvチャレンジステージの攻略方法をまとめてみました。
ブック構成:侵略ブックを組む
総魔力の初期値と成長率がともに高い敵に勝利するには、何らかの方法で総魔力にダメージを与える必要があります。
代表的な方法として、①敵から通行料を奪うことが挙げられます。ケルピーやオールドウィロウといった足止めクリーチャーを使えば、効率的に通行料を奪うことができます。但し、これらのクリーチャーの通行料を上げつつ、安定して守り切れる防御体制を整えるには手数が必要であり、その間に敵に逃げ切られやすいのが難点です。
そこで、②侵略で敵の高レベル領地を奪う、という方法が重要になってきます。こちらであれば、元手となる魔力や防御カードの必要数が少なく、汎用的に実行可能です。
本記事では、侵略ブックで敵の領地を奪って勝利する戦法を記載していきます。
火ブックを採用する
侵略力の高いクリーチャーが豊富な属性は、火と風です。両者を比較すると、「高い基本ATで押し切る火属性」「侵略向きの能力で攻める風属性」という違いがあります。下記の点から、安定して戦いやすいのは火ブックと言えるでしょう。
- 能力発動のお膳立てが不要
- 基本ATを参照する全体スペルやアイテムと相性が良い
火ブックで特に採用したい侵略要員クリーチャーは下記の通りです。

キングバラン / ヘルハウンド
キングバランはHP50&AT60、ヘルハウンドはHP40&AT50と、優秀なスタッツ。高ATに加え、侵略成功後もある程度の防衛は可能なHPを有しており、信頼が置けます。
但し、キングバランには「防具不可」、ヘルハウンドには「
クリーチャーに弱打」という弱点があるため、敵の動向に合わせて使い分けたいところ。

アベンジャー
HP&AT=30+順位×10となるクリーチャー。総魔力で負けている状態からスタートとなるチャレンジステージとは相性が良く、特に4人戦の序盤ではHP/AT=70/70という四王並みの化け物に。そのまま敵の領地を踏み潰してくれます。
あくまで基本ATは30であるため、敵ハンデレベル4で初期配置されるケットシーに強く、そのまま
領地を奪って防衛までこなせるのが便利です。
高額地を奪った後の防衛は一時的にはこなせますが、穴も存在。イビルブラストで即死し、スケアストームでマヒする上、プレイヤー優勢時にはミノタウロス並のスタッツに縮小します。防衛役は、他のクリーチャーに交代したいところ。

グラディエーター
AT40からの強打[![]()
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]が強力な侵略クリチャー。ブーメランがあれば安定的にAT90が出せ、バラマキ駆除に活躍。コローシブスピアで防具破壊AT105、ドリルランスで貫通AT90など、拠点攻めにも貢献してくれます。
防御面は手薄のため、侵略成功次第、リリーフで防御向けクリーチャーと交代したいところ。一応、ファルコンソードがあれば最低限の敵迎撃は可能です。

ジャガーノート
防御型クリーチャーを即死させる能力が強力。敵AIは高HPクリーチャーから優先的にレベルアップしてくる傾向があるため、高HPの防御型クリーチャー拠点が乱立しやすいです。特に、アンゴスツーラやバーナックルなど、高HPで防具も着れる防御型クリーチャーは厄介。それらを一撃で木端微塵にしてくれるジャガーノートは、頼もしい限りです。
受けに回ると、防具不可かつ周回回復不可という弱点はあるものの、HP60というタフさは魅力。高額地を奪った後の一時的な防衛は問題なくこなせます。
属性メタクリーチャーを採用する
上記の汎用クリーチャーに加え、そのステージの対戦相手が使用する属性をメタれるクリーチャーはブックに加えておきたいところ。各属性の拠点を落とせるクリーチャーとして、下記を入れておくと非常に役立ちます。

ファイアービーク
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対策クリーチャー。![]()
に対しては貫通・強打が発動するため、お互いノーアイテムならHP60までは無条件で落とせる計算に。敵ハンデレベル4で初期配置されるケンタウロスやジャイアントイールには滅法強いです。ブーメランを持たせ、敵を掃討したいところ。
敵高額地の奪取後は、防具不可ながらも、先制AT40である程度の防衛はこなせるのが有難いです。

ダンピール / イエティ
ダンピールは
、イエティは
への対策クリーチャー。それぞれ、対応する属性の通常攻撃を無効化しつつ、60%の確率で即死させられます。
特に、厄介な
援護ブックへのメタとして、ダンピールが非常に有効です。援護でどれだけHPを高められようと、即死で強引に侵略成功できる点は魅力。
無効化により、移動侵略時も返り討ちに遭わず、高額地奪取後も取り返されづらいです。
敵が![]()
属性を使う場合には、自分の
ブックに1-2枚差しておくと、仕事をしてくれます。但し、ダンピール/イエティともに領地コストを要求する点に注意。序盤で意識的に![]()
領地を1つは確保するように動きたいところです。
侵略用アイテムは圧縮しつつブックに投入
侵略を多用するブックである以上、アイテムを使用したい機会は数多く存在します。但し、侵略用クリーチャーや侵略補助スペルとの兼ね合いも考えると、ブックに投入できる枚数は5枚強が良い所でしょう。数少ない枠を有効活用するため、アイテムは場持ちの良さや複数役割の兼用性を意識して投入したいところです。

ブーメラン
高レベルのチャレンジでは、敵の初期配置クリーチャーやバラマキクリーチャーを一掃するため、毎ターンのように侵略の機会が訪れます。その度に武器を消費していては、手札が何枚あっても足りません。そんな時に有用なのが、使用後に手札に復帰するブーメランです。
ファイアービーク、グラディエーター、ナイトなどの強打クリーチャーとは相性が良く、実質的にAT+30の効果を発揮してくれます。

パワーブレスレット / ファルコンソード
攻撃専用 / 防御専用のカードをそれぞれ採用するよりは、攻守兼用のカードを採用した方が、ブックの圧縮になります。
パワーブレスレットは、HP&ATを2倍するという効果であり、素のスタッツが高い
クリーチャーとは好相性。使用時は、現HPをMHP×2で置換するため、現HPの減少を無視できるのも強力。
また、ファルコンソードは、AT+20かつ先制付与という能力であり、高ATの
クリーチャーなら敵の迎撃に有用です。防具制限のある侵略用クリーチャーが防御時に使いやすいのも魅力。
立ち回り:準備してから一気に侵略ラッシュ
次に、ゲーム中での立ち回りを見ていきましょう。侵略ブックでは、「敵領地が肥えるまで待ってから収穫する」のが基本。いきなり攻めるよりは、序盤・中盤は準備に徹し、終盤に一気に高額地を奪取して逃げ切るのが得策です。
序盤:脆弱な敵拠点候補を作らせる
ゲーム開始直後は、敵のクリーチャー配置状況を見ながら、今後敵がレベルアップしそうな土地を見極めます。具体的には、下記条件を満たす土地に目を付けます。
- 属性が合っている土地
- 城周りの土地:敵が周回ボーナスを得た状態で通過し、レベルアップの対象となりやすい
これらの拠点候補の土地には、対策クリーチャーを横付けし、いつでも侵略できる状態を作っておきます。

例えば、チャレンジ13「鉄壁を破る竜」のマップ「闇神の神殿」。敵の蟹女は![]()
ブック、水のガーディアンは
ブックの使い手であり、白の左右2マスの![]()
土地、およびその隣の複属性土地は拠点の有力候補です。事前にこのエリアにクリーチャーを配置しておき、敵が隣に属性の合ったクリーチャーを置くのを待ちます。そして、敵が配置したのをメタれるクリーチャーに交換すれば、準備完了です。

リリーフ
字クリーチャー2体の位置を交換するスペル。敵拠点候補の横の自領地に、遠方から対策クリーチャーを持ってくるには、これを使うと便利です。取りあえずは適当にばら撒き、リリーフで位置を交換するのが良いでしょう。例えば、敵のクラーケンの隣にはファイアービークを呼び、敵のバーナックルの隣にはジャガーノートを置く、といった具合です。
まずは、「あと1手で決定的な侵略ができる」という状態を作ります。ただ、実際に侵略を行うのは、敵がレベルアップをするまでお預け。次は、敵がレベルアップをしても問題なく侵略成功できるよう、手札を整えていきます。
中盤:自分の侵略カードを集め、敵の防御カードを無力化する
侵略を成功させるためには、自分の手札に武器や侵略用スペルが揃っており、かつ相手の手札に防具が無いことが重要となります。そこで、相手のレベルアップを待ちながら、自分のハンドアドバンテージを稼ぎ、相手のハンデスを行いながら、有利な状態を整えていきます。
ハンドアドバンテージを稼ぐためには、ドローカードが欲しいところ。本作のカードプールの中では、ファインドやギフトが特に優秀です。
ハンデスには、相手が手札に抱えている防具を割れる、シャッターとリフォームが便利です。但し、防具を大量に積んでいる敵には、チマチマとハンデスをするより、呪いによる防具使用阻止や、戦闘中の防具破壊に頼った方が得策でしょう。

ファインド / ギフト
ファインドは、手札復帰によりカードを毎ターン引け、安定性に優れるドローエンジンです。また、ギフトは、4人戦では最大4枚のカードを引けて、爆発力のあるドローソースです。これらを使い、キーカードを手札に引き込みたいところ。
逆に、いつまでたってもドローカードが引けないと、負けに直結します。ファインドを使う場合は、初期手札でファインドが引けるまでリセマラしても良いぐらいです。

シャッター / リフォーム
シャッターは、敵の手札1枚を破壊するスペル。リフォームは、敵の手札1枚を選び、全員の手札/ブック中の同名のカードをマナに変えるスペル。厄介な敵の防具・道具を除去するのに便利です。優先して狙いたいアイテムは、カウンターシールド、コローシブローブ、ネクロスカラベ、ガセアスフォームなど。
リフォームはコストが重いですが、敵が同じアイテムを複数積んでいる場合や、敵同士でアイテムに被りがある場合に有用です。例えば、先述の蟹女は、ブック中の防御用アイテムが、コローシブローブ×2とスケールアーマー×1のみ。コローシブローブをリフォームしてしまえば、防衛力はガタガタになります。

バインドミスト / シニリティ
バインドミストは、敵1体に"マヒ"を付与し、戦闘中のアイテム使用と攻撃を不可にするスペル。防具を大量に積んでいる敵の場合は、防具の使用自体を封じるのが得策です。
シニリティは、敵1体に"老衰"を付与し、次の戦闘終了時に破壊するスペル。防具を使われようが、問答無用で破壊することができます。
これらの呪いを、侵略前に敵拠点に付与しておきましょう。敵AIは単体呪いへの対策が甘く、精々リリーフで呪いを解除してくる程度。序盤にこれらのスペルを引いてしまった場合には、今後レベルアップが見込まれる敵拠点候補に早々に撃ってしまって構いません。

スケアストーム
AT30以下の全クリーチャーに"マヒ"を付与できる、非常に強力なスペル。多人数戦や同盟戦で、敵複数人の拠点が乱立する場合は、単体呪いのバインドミストよりも、複数呪いのこちらが役立ちます。
加えて、火ブックとの相性も良好。基本AT40以上のクリーチャーが多い火ブックならば、自分側はマヒの被害をほぼ受けずに済みます。
但し、マスファンタズム等の全体呪いによる上書き、イレイジャーによる呪い解除などで、敵AIも全体マヒに対処してきます。侵略直前ギリギリまでタイミングを引き付けて撃つのが良いでしょう。

コローシブスピア
敵の防具・道具を破壊する武器。敵が防具を大量に積んでいる場合は、スペルでのハンデスより、こちらで防具を割りながら侵略した方が手っ取り早いです。マヒ撒きとは異なり、実際に敵の手札からアイテムを消費させられるため、次以降の侵略にも繋げやすくなります。
終盤:一気に侵略して逃げ切り
お膳立てが整えば、あとは実際に侵略して敵領地を奪います。ここで意識すべきは、敵に対策の隙を与えない電撃戦。敵に新たな防具を引かれる前に侵略し、奪った領地を奪い返される前にゴールする。そのスピードを実現するために、下記のような侵略補助スペルや足スペルが重要となります。

チャリオット / リベレーション
敵領地に即座に移動侵略するための補助スペル。チャリオットは、自クリーチャーを2マス動かすことができ、敵領地に侵略させられます。リベレーションは、任意の自クリーチャーに領地コマンドを使用できるため、自由に移動侵略が可能です。これらを使って、侵略のチャンスを逃さぬようにしたい所です。

シャドウリープ
手出し侵略を補助するスペル。1~5マスの任意の移動が可能であるため、狙っている領地にピンポイントで侵略を掛けるのに役立ちます。

フライ / ホーリーワード8
移動マス数を増強する足スペル。目標達成後の迅速なゴールに有用です。
フライは、移動マス数を増強する期待値が+4.5マスと、全ての足スペルの中で最大。目標達成後のみならず、普段から高額地回避や周回ボーナス獲得に有用であるため、大量に積んで問題ありません。
ホーリーワード8は、トップのセプターに飛んできやすい妨害呪いを打ち消せる足スペル。こちらも、普段から汎用的に役立ちます。特に同盟戦では、味方に飛んできたセプター呪いを打ち消すのにも役立つため、多めに積むと活躍してくれます。
個別ステージに応じたブック調整
上記の戦略は、大概のステージで共通して利用可能です。但し、挑戦するステージごとに、下記のような要素を見極めて、ブックを調整した方が無難です。
- 敵のハンデレベル
- ステージの対戦人数
- 敵の使用カード
レベル毎に対策カードを採用
敵のハンデレベルによって、下記のクリーチャーが盤面に初期配置されます。これらのクリーチャーは、放置すると敵手札のクリーチャーと交換されたり、敵と属性が合っていれば拠点化されたりし、厄介です。可能な限り、初期配置クリーチャーは戦闘で叩けるよう、対策カードを入れたい所です。
- Lv2:スタチュー×2
- Lv3:ホーンカメレオン×3
- Lv4:ケットシー、ウッドフォーク、ジャイアントイール、ケンタウロス
- Lv5:フレイムロード、ダークマスター、ダゴン、ベールゼブブ
Lv2〜4の初期配置クリーチャーは、全てがAT30以下であるため、スケアストームが共通して刺さります。マヒで機能停止させた隙に、高ATのクリーチャーで粉砕しましょう。
Lv5に関しては、別途対策が必要となります。

サムライ / ナイト
Lv5で初期配置される四王への対策として有力なクリーチャー。
サムライは、AT50以上のクリーチャーを70%で即死させられ、四王を有無を言わさず突破可能です。ナイトは、ATが50と高く、MHP50以上のクリーチャーに強打可能であるため、ブーメラン等でAT+20の補助があれば四王のレベル2領地に殴り勝てます。
基本的には、火ブックにこれらのクリーチャーを差していくことになります。ナイトを多めに積む場合は、いっそ風ブックを組むのも良いでしょう。
対戦人数に応じてブックを調整
対戦人数が変わると、有効なカードの種類も変わってきます。
4人戦では、敵の人数が多いため、シャッターやイビルブラストのような単体スペルでは敵全員を妨害し切れません。リフォームなど複数対象のスペルを入れたり、ハルマゲドンで荒れ場を作って敵同士の潰し合いを誘発するなどしたほうが建設的です。
同盟戦では、味方にもハンデが付き、初期領地を持った状態でスタートします。これにより、領地コストを満たすことが容易になります。領地コスト持ちのキークリーチャーを普段より多めに積むと、戦いやすくなるでしょう。
このように、対戦人数に応じてブックをチューニングしてから、試合に進みたいところ。
対戦相手へのメタカードを採用
チャレンジステージのLv1をクリアすれば、対戦モードから敵のブックを確認できるようになります。この内容を見ながら、敵のブック内容に応じて、対策カードを投入すると有利に立ち回れます。少なくとも、敵の属性へのメタクリーチャー入れたい所。その他にも、下記のような敵ブックに対しては、下記の対策カードが有効です。
| 敵ブックの傾向 | 対策カード |
| 防御型クリーチャー | ジャガーノート、バタリングラム |
| 援護クリーチャー | スケアストーム |
| コローシブローブ | コローシブスピア、グレムリン |
| グーバクイーン | サンダーストーム |
| 大型クリーチャー | サムライ、ナイト、ボーパルソード |
| 無効化/反射クリーチャー | 禁術持ち、焼きスペル |
まとめ
高Lvのチャレンジステージを攻略する上では、下記の点に心掛けて攻略を進めていけると効果的です。
- ブック構成:侵略ブックを組む
- 立ち回り:準備してから一気に侵略ラッシュ
- 個別ステージに応じたブック調整
















































































