ファイアーエムブレムのマップBGM 個人的名曲ランキング

ファイアーエムブレムシリーズのBGMは名曲揃いです。戦闘BGMもさることながら、マップBGMも非常に魅力的なものばかり。

祖国奪還での戦いでは勇壮なBGM。敵国での戦いでは悲哀のBGM。未開の国では野性味溢れるBGM。宗教国家では優美で神聖なBGM。聴いているだけで、その国の空気感にどっぷりと浸れます。

そこで今回は、私が特に気に入っているFEのマップBGMを10曲、ランキング形式でまとめてみました。

 

【10位】光射す彼方へ~颯

ifの白夜ルート23章~25章のマップBGM。

クラーケンシュタイン城に乗り込んでの激戦で流れる曲であり、勇壮さを感じさせる曲調です。それとは対照的に、星空の下での戦いという事もあり、ピアノやバイオリンの美しい音色も目立ちます。加えて、暗夜のきょうだいと殺し合わなくてはならない物悲しさも感じられるメロディラインとなっています。王都での決戦に相応しい名曲です。

if発売前のPVにも採用されていたのですが、この曲に一目惚れしたのをよく覚えています。

 

【9位】Greil's Mercenaries

蒼炎の軌跡の8章~14章のマップBGM。

ガリア領・ゴルドア近海・フェニキス近海など、ラグズが支配する地での戦いで流れる曲。密林や大海原といった雄大な自然を感じさせる、非常にカッコイイBGMです。8分の12拍子という一風変わったリズムの取り方も面白いところ。

このBGMが流れる区間は難関マップの連続です。主力が抜けた状態での防衛戦(8章)、しっこくハウス(11章)、ターン制限付き海上戦(13章)、といった激戦の数々。幾度とないリセットを強いられ、脳裏に焼き付くほどこのBGMを聴くことになります。

 

【8位】その道の先に

FE無双の1章(アイトリス市街)のマップBGM。

迫りくる追手を退けながら城下町を駆け抜けるステージであり、曲も疾走感あふれるものとなっています。

FE無双のBGMはロックテイストで熱いものが多く、また戦況の変化に応じて曲も切り替わるため、プレイヤーもノリノリになれます。オリジナル曲は総じて出来が良く、リメイク曲は思い出補正で胸が熱くなります。ただ、マイナー作品ゆえに名曲がイマイチ世間に認知されていないのが悲しいところ。

 

【7位】リターントゥニフル

FEHの第2部のマップBGM。

炎の国ムスペルとの戦いをテーマとしており、燃え盛る炎のような荒々しさが感じられる、雰囲気たっぷりの曲です。伴奏もテンポが速く軽快で、ノリが良い感じ。民族調の笛の音色も異国情緒をかもし出しており、舶来の敵国というイメージにそぐいます。

FEHは、ソーシャルゲームながらオリジナルBGMはなかなか聞き応えがあります。特に、今までのFEの既成概念に囚われない世界設定が次々と打ち出されているのが評価点。例えば、死神の国や妖精の国といった新たな舞台が登場し、BGMも従来作にない曲調の物が続々と作られています。

 

【6位】天裂く流星

風花雪月のep.9~ep.12のマップBGM。

物語も中盤に差し掛かり、徐々に姿を現し始めるアガルタ勢力(闇に蠢く者)と対決する場面で流れる曲。リズムの面白さやサビの盛り上がりはもちろん、アガルタ勢力の不穏さも織り込まれているのがgood。

また、このBGMが流れる区間では、緑軍救出が勝利条件になっているマップも多いです。戦火に巻き込まれた罪なき市民を、アガルタ勢力の魔の手から守る戦い。主人公の責任感と奮戦ぶりが伺える、重々しいBGMです。

 

【5位】正義は何処に〜焔

ifの暗夜ルート12章~16章、白夜ルート13章〜16章のマップBGM。

義勇軍による反乱を鎮圧したり、罪もない人狼の集落を襲撃するなど、不本意極まりない闘いで流れることが多いBGMです。タイトル通り、主人公サイドには何の正義もない戦闘。力強さと陰鬱さの入り混じった曲調であり、主人公の苦悩を表しているかのようです。

特に暗夜13章で村を訪問した際などは、怯える住民から物品を徴発するなど、主人公の行動は完全に悪役そのもの。ダークヒーロー感が味わえる、シリーズでも異色のBGMです。

 

【4位】解放へ

新・暗黒竜と光の剣の13章~17章のマップBGM。

パレスを奪回して勢いに乗った解放軍が、故郷アリティアを目指す際の曲。作中随一の威勢の良い曲であり、祖国奪還に向けて邁進するアリティア軍の士気と自信が伝わってくるかのようです。ドラムとトランペットの音色はまさに軍隊の行進曲さながらであり、戦記物語の世界にずっぷり没入させてくれる名曲です。

 

【3位】禁忌の聖域

新・紋章の謎の終章のマップBGM。

パイプオルガンの音色が神々しさを漂わせる曲。邪龍を封印する聖戦に相応しい曲調です。封印の盾が地竜を浄化する演出ともピッタリで、胸を打たれます。今まで苦労して育てた仲間たちとともに、聖なる戦いに挑む曲。魂を揺さぶる神曲です。

 

この神曲ですが、なんとエコーズにてリメイクされ、隠しダンジョンの最終階層のマップBGMとして登場。苦戦の末に辿り着いた最終フロアにて、思い出深いBGMがサプライズで流れるという、感涙ものの演出です。

 

【2位】鉑鎖の群狼

風花雪月のDLC「煤闇の章」のマップBGM。

本編ではシリアスなマップBGMが多い本作ですが、DLCで登場するマップBGMは、それとは逆に軽快で勇壮なメロディです。煤闇の章に登場するキャラクターは、いずれも悲しい過去を持ち、地下に生きるしかない事情を背負っています。そんな逆境を跳ね返すかのような、明るく疾走感あるBGM。いつかは地上に戻るのだ、というアビスの住人の希望を反映しているように感じられます。

聴き手まで勇気付けられる、素晴らしい曲ですね。

 

【1位】いつかきた旅路~轟

ifの遭遇戦&マイキャッスル戦闘BGM。 

「いつかきた旅路」とのタイトル通り、マイキャッスル戦闘を行うたびに何度も聴くことになるBGMです。今までのFEシリーズには無かった、ノスタルジックで物悲しいBGM。弦楽器の調べも、本作の民族調な世界観に合っています。独特の雰囲気を持った名曲です。

 

マップ中での静けさから一転、戦闘中には賑やかで勇ましい曲調になるというギャップも、この曲の魅力です。FEシリーズで好きなマップBGMはと聞かれれば、個人的に真っ先に挙げられるのはこの曲です。

FEHでも、伝承アクア戦や浴衣超英雄外伝にこのBGMが採用されていて、非常に嬉しく思いました。お気に入りのBGMが思いがけないタイミングで再録されるのは、サプライズ的な喜ばしさがありますね。

 

まとめ

マップBGMは聴く時間が長いからこそ、プレイヤーを飽きさせない良曲が多く投入されているように感じます。また、最近では一風変わった世界観の派生作が登場したり、作品によってはアトラスやコーエーテクモゲームズも作曲に参加したりして、曲調のバリエーションも広がりを見せています。

今後も、プレイヤーを魅了するマップBGMが作られていくことを願うばかりです。