カルドセプト3DS デュナン村LV6~10をクリア

3DSカルドセプトで難関と名高い、レベルアップステージの「デュナン村」を全面クリしました。

カルドセプトをプレイするのは今作が初めてであり、全く経験が無い状態からの挑戦ゆえに非常に苦労しましたが、数多の失敗の末に何とか突破に成功しました。

 

カルドセプト」とは、モノポリーのようなボードゲームMtGのようなカードゲームを融合させた、奥の深いゲームです。

レベルアップステージとは、ゲーム中でエンディング後に挑戦できるエクストラステージであり、敵キャラとプレイヤーの間に様々なハンデが課された状態でゲームがスタートします。

その中でも、マップ「デュナン村」は敵である「ゼネス」がやたらと好戦的であること、マップの狭さからハンデの価値が相対的に大きいことから、本作最大の難関ステージと言われています。

 

このマップの攻略法は、一言で言えば略奪戦法です。

ゼネスが大量の周回ボーナスをつぎ込んだ土地をプレイヤーが奪い、目標魔力を達成して城に駆け込む、というわけです。

ゼネスとプレイヤーの周回ボーナスの差があまりに過酷ですので、侵略による一発逆転でも狙わなければとても追いつけませんからね…

 

以下、ステージのLV6~10で役に立ったカードたちを書いていこうと思います。

 

Lv6

ハンデとして、ドラゴン2体がゲーム開始時にゼネスの土地に配置されます。

ゼネスは火土地の連鎖を拡大した後、ドラゴンに投資をしてくる傾向がありますので、ここを叩いて領地を奪ってしまいます。

とは言え、先制持ちHP60のドラゴンはまさに難攻不落。

加えて、ドラゴン陥落後も継続してゼネスを攻撃していかなくてはすぐに目標を達成されてしまいます。

これを攻略するのに役立ったのが次のカードたちでした。

 

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シニリティ

ドラゴンを有無を言わさず殺す呪い。ゼネスは城付近の領地に高額の投資を行う場合が多いため、なるべく城周りの火土地に対して撃つ。後はファイアーシールドを持った炎クリーチャーを突撃させ、土地を奪う。

 

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ソルティス

炎クリーチャーでゼネスの高レベル炎土地を奪った直後に使用し、更にリードを奪う。

 

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ファイアードレイク

ドラゴン2体に加え、ゼネスがヘルハウンドやゴーレムを召喚してくるため、多少は強くなってくれやすい。ドラゴン以外のゼネスのクリーチャーを焼くのに使用。

 

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パイロマンサー

厄介なグレムリンを燃やすのに役立つ。

 

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ターンウォール

倒しづらいドラゴンをピラーフレイムに変身させる。ピラーフレイムはカウシルもプレートメイルも使えないので、ただのサンドバッグである。

 

こんな感じの火ブックで、侵略を掛けまくってクリア。

ゼネスはシニリティの付いた土地にもガンガン投資してくれるので、いいカモでした。

 

Lv7

ハンデとして、コダマ・ラストクローラー・ガン=ジィ・ジェネラル=カンがゲーム開始時にゼネスの土地に配置されます。

4体とも、土地と属性が合った状態で配置されますので、ゼネスの投資先の有力候補です。

ただ、援護持ちのコダマ、先制持ちのジェネラル=カンなどは割と落としづらいため、対策は必要です。

このレベルで役立ったのは次のようなカードたちでした。

 

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バインドミスト

敵1体を動かぬ置き物に変えてしまうスペル。援護持ちのコダマやウッドフォーク、先制持ちのジェネラル=カンやボジャノーイなど、倒しづらい敵を撃破するのに役立つ。

 

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イビルブラスト

コダマ・ラストクローラー・ウッドフォーク・グレムリンを一発KO。序盤に引いても腐る。

 

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テレグノーシス

イビルブラストで焼いた土地を移動で奪ったり、マヒさせたクリーチャーを移動侵略で叩いたりするのに使用。

 

このレベル以降では、焼きスペルを使うにも状態異常を使うにも、ゼネスの高額領地に横付けするのが重要となります。

逆に、拠点に対して横付けされようがバインドミストを撃たれようが、ゼネスはこれといった対策を講じません。

AIは複雑な危険予測ができないんですね。

 

Lv8

ハンデとして、バンドルギア3体とシルバーアイドル1体がゲーム開始時にゼネスの土地に配置されます。

侵略主体のプレイヤーにとってシルバーアイドルは天敵ですので、まずはこれを最優先で排除する必要があります。

また、バンドルギアは放っておくと移動侵略でプレイヤーの領地に攻め入ってきますので、こちらも掃除しておきたいところ。

このレベルでは次のようなカードが役立ちました。

 

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バニシングレイ

シルバーアイドルやレイスを遠隔で撃破するのに便利なスペル。マジックボルトでも代用可能。

 

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ナイト

バンドルギア撃破要員。ついでにゴーレムもぶち殺せる。

 

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パラディン

バンドルギア撃破要員。拠点防衛も任せられるので嬉しい。

 

レベル8はナイト・パラディンを中心とした風ブックでクリアしました。

ゼネスはバンドルギアの手出し侵略が大好きで、勝手に250Gずつ魔力を消耗してくれるので、他のレベルより微妙に難易度は低めです。

 

Lv9

ハンデとして、アプサラス3体がゲーム開始時にゼネスの土地に配置されます。

アプサラスはこちらの通常攻撃を無効化してきますので、ちゃんと対策しておかないと手も足も出なくなります。

レベル9で便利だったのは次のカードです。

 

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イクストル

雪辱効果でアプサラスを即死させる、レベル9の花形。但し、イクストル自身もマジックボルトで瞬殺される程度の紙耐久なので、領地を奪った後は即座に硬いクリーチャーに交換したい。ガセアスフォームも貫通できるが、カウンターシールドには注意。

 

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ファイアーボルト

イクストル以外のクリーチャーでアプサラスを突破したいときに役立つ。カウンターシールドで反射されないのが利点だが、グレアムとプレートメイルには弱い。

 

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シェイドフォーク

暇な時に移動侵略でアプサラスを殴り、ゼネスの魔力を吸い取る。

 

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G・イール

拠点用クリーチャー。ウッドフォークやグレムリンの攻撃を無効化でき、ヘルハウンドの弱打も誘える上に、ヘルブレイズにも強い。

 

レベル9は水ブックを組んでクリアしました。

ゼネスの攻撃の要たるヘルハウンドを封じることができるのが、水クリーチャーの利点です。

あとは、イクストルを握っている時はゼネスのカウシルを、ファイアーボルトを握っている時はグレアムを優先的にシャッターで割り、いつアプサラスを踏んでも良いような準備をしておくのが大切ですね。

 

Lv10

ハンデとして、フレイムロード・ダークマスター・ベールゼブブ・ダゴンがゲーム開始時にゼネスの土地に配置されます。

これら四王はHPが70~80程度と抜群にタフであり、正面から殴り合って撃破するのはかなり困難です。

加えて、ゼネスの周回ボーナスと通行料が常に2倍であるというのも激烈です。

長きに渡って苦労をさせられましたが、次のようなカードを使ってやっとクリアすることができました。

 

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サムライ

今回の主役。四王は基本的に全て彼に撃破してもらう。即死の成功率は7割なので、あまりに失敗が続くようならリセットして最初からやり直し。

 

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エコー

レベル10ではゼネスに莫大な周回ボーナスが入るため、エコーでそのおこぼれに預かる。

 

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テンパランス

四王の耐久力をごっそり削るスペル。MHPが30であれば、サムライ以外でも四王を倒すことができる。

 

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チャリオット

マップ上のサムライを移動させて、別の王の所に向かわせる。空き地の確保にも使えるため、いざという時に役立つ。

 

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ボジャノーイ

拠点用クリーチャー。ゼネスのリリス・ボジャノーイ以外に対しては安心して防衛を任せられる。

 

レベル10もこのような水ブックでクリアしました。

戦いの流れとしては、ゼネスが4王の土地をレベルアップ→それをサムライで落とす→サムライをボジャノーイなどと交換、といった感じです。

最終的には、ゼネスが高レベルのボジャノーイを踏んでくれて、その収益で目標達成。

勝つためにはサムライの即死が決まること、自分が高額領地を踏まないことなどなど運の要素も絡んでくるので、なかなか安定した戦いはできませんね。

 

ゼネスの要注意カード

一方で、次のようなゼネスのカードには特に注意を払わなくてはなりません。

 

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グレムリン

拠点化されると厄介な、ゼネスの難攻不落の拠点。とりあえず横付けしておき、イビルブラストで焼いてから移動で土地を奪いたい。

 

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ヘルハウンド

素でSTが50もある嫌なヤツ。やたらとこちらの拠点に攻め入ってくるため、対策として水クリーチャー主体のブックを組んでおきたい。

 

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カウンターシールド

イクストルやサムライの即死を阻む面倒な防具。ゼネスに対して侵略を掛ける前には、最優先でシャッターで割っておきたい。どうでもいい土地に侵略してカウンターシールドを消費させるのも一手。

 

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グレムリンアムル

憎きグレムリンと同類のカード。ゼネスに対して侵略を掛けたくても、なかなか武器を使わせてもらえない。武器に頼らず敵を倒せるようにする(サムライ)、敵を自滅させる(シニリティ)、グレムリンアムルを使わせない(バインドミスト)などの対策が必要。

 

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ヘルブレイズ

HP40以下の拠点はいつでもヘルブレイズで焼かれる可能性がある。終盤は、カウンターシールドのかわりにこちらをシャッターで割りたい。

 

勝利のための立ち回り

以上のようなカードを持ったゼネスに対して勝利を収めるために、次のような立ち回りを心掛けました。

 

城周りの土地に呪いをばら撒く

属性が合っていて連鎖数が多い土地が城周りにある場合、ゼネスが優先的にその土地に魔力を投資します。

これを見越し、前もってバインドミストやシニリティといった呪いをそういった土地に撃っておくと効果的です。

ゼネスは呪い付きの土地にも躊躇わず投資しますし、交換や移動による呪い消しも行おうとしないため、好都合です。

この2つの呪いを軸にゼネスの土地を奪っていくことがデュナンでの戦いの基本となります。

 

ゼネスの領地の横で待機

侵略したい領地を直接踏むのは難しいため、基本的には手出し侵略より移動侵略を多用することになります。

そのために大事なのが、侵略向きのクリーチャーをゼネスの拠点候補の土地の横に待機させておくことです。

そう都合良く隣接地が取れるとは限りませんので、離れた土地から移動コマンドやチャリオットでゼネスの土地にすり寄ることが重要となります。

隣接地にゼネスのクリーチャーが居る場合は、殴り合ってでも隣接地を確保します。

 

魔力切れの隙に攻め込む

ゼネスは無計画な投資や侵略で手持ち魔力を減らす傾向があります。

ここで残り魔力が100Gを切った場合はチャンス。

カウンターシールドやグレムリンアムルといった防衛アイテムを軒並み使えなくなってしまいますので、この隙にゼネスのばら撒きクリーチャーを掃除したり拠点を攻めたりできます。

 

レイスとサムライを狙う

ゼネスのレイスとサムライは、領地のレベルがいくらであろうと地形効果を受けることができないため、ST30以上の攻撃で簡単に破壊することができます。

しかも、ゼネスは金と連鎖数さえあればこのような紙耐久のクリーチャーにすら魔力を注入することがありますので、プレイヤーにとっては狙い目となります。

ゼネスが連鎖数の多い城周りの土地にレイスやサムライを配置した場合は、チャンスと捉えて良いでしょう。

ゼネスがそれらの土地に増資するまでしばらく泳がせておけば、肥えた土地を簡単に奪うことが可能です。

 

まとめ

まとめとして、高レベルのゼネスを倒すコツは次のようになります。

  • ゼネスが魔力を注いだ土地を奪うことで勝つ
  • バインドミストとシニリティを掛けてから侵略する
  • カウンターシールドとグレムリンアムルはシャッターや見せかけ侵略で消費させる
  • バンドルギア・アプサラス・四王には即死で対処