世界樹の迷宮V 第1階層感想+敵モンスター

世界樹の迷宮Vの第1階層をクリアしたので、現時点での感想と、出現するモンスターについて書いていこうと思います。

 

遊んでみての感想

完全新作ということで、世界樹シリーズ・新世界樹シリーズの過去の成功・失敗をきっちり取り入れられているのかが最初から不安だったのですが、この点に関しては心配は要らないようでした。

 

まず、新世界樹シリーズではフロアジャンプ・グリモア・ボイスなどの新システムが導入されました。

いずれも面白いシステムでしたが、多かれ少なかれ批判の声があったのも確かです。

この内、フロアジャンプに関しては、本作では「迷宮に入るときにフロアを選択できる」というマイルドな方式に変更されました。

迷宮に入ってからのジャンプができなくなったことにより、探索中の緊張感が保たれます。

グリモアも廃止され、今作では転職によってスキルの組み合わせを変更するシステムとなりました。

グリモアの厳選という半ば運頼みの作業が無くなったことで、攻略もストレスなく行えます。

キャラメイクの際にボイスを選べるシステムも、なかなかいい味を出しています。

 

また、新世界樹2のテーマであった、「マップ上の仕掛けでFOEに対処する」という点も本作にしっかり受け継がれているようです。

第1階層では、障害物の位置を切り替えるギミックを使い、FOEを閉じ込めて逃げ切る謎解きが登場しました。

 

鍛冶で武器の威力が上昇するようになったのも良い変更点ですね。

鍛冶の実利をより直接的に体感できるようになりましたし、今まで余りまくっていた魔物の素材を有効活用できるようにもなりました。

 

緊張感の足りない謎の世界観

一方で、アルカディアの世界観は良く分かりません。

特に、街の住人が樹海をあまり危険視していないのが気になりますね。

一般市民が3階でパンを焼いていたり、のんびり釣りをしている人がいたり、樹海攻略など楽勝との噂が酒場で流れていたり、といった感じです。

樹海は難攻不落、生きて帰れる保証は無い、とされていた過去作とは大きな違いです。

このほんわかした雰囲気にはかなり違和感があるのですが、開発陣は狙ってやっているのでしょうか…

 

第1階層の敵モンスター

今作では登場するモンスターが一新。

新しくも、どこか世界樹らしさは保たれています。

 

お化けドングリ

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今作の森ネズミ的ポジション。

よくガードを使ってくるので、序盤は硬く感じる。

 

ローパー

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足縛りという、序盤ではほぼ無意味なスキルを使用。

たまに後衛に3体出てくることがあり、その場合はギガントローパーに進化してしまうため、早急に対処しなくてはならない。

 

風船モモンガ

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スキル「風船落とし」が割と痛い。

マスラオのような柔らかい前衛は直撃すると瀕死に。

 

マッドドッグ

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かつてのオオヤマネコを思い出させる、1階の強敵。

リーパーやマスラオは噛まれたら即死なので、総攻撃で早急に倒したい。

1ターン目は高確率で威嚇してくるので、その隙に盲目や腕縛りを入れたい。

 

アイスバット

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1層ザコで唯一の属性攻撃持ち。

紙耐久なので行動される前に撃破してしまえば問題ないが、3~4体で群れて出てくると処理しきれない。

 

マイコニド

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列石化攻撃をしてくる。

今作の石化は、ターン経過で回復する上にVIT上昇効果があるため、そこまで恐れる必要は無い。

ただし魔法防御までは上がらないため、石化中にアイスバットにタコ殴りにされることも。

 

アカモリガメ

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カモ。

これといった攻撃性は無く、また条件ドロップ持ちのため、低リスクで金を提供してくれる有難いザコと言える。

変身前のローパーを守る壁として登場した場合は厄介。

 

突撃イノシシ

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お化けドングリを齧ってパワーアップするイノシシ。

パワーアップ後に突撃されるとパーティ半壊は必至だが、ドングリを齧っている間に倒してしまえば良いため、あまり問題にならない。

ドングリを伴わずに出てきた場合は初手から殴ってくるため厄介。

 

ポイズンリーチ

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毒ダメージは最大HPの半分程度。

かつての毒吹きアゲハほどは怖くない。

 

森アイアイ

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別の敵がスキルを使ったとき、「猿真似」でそれをコピーして繰り出す。

どうもコピー元と同じ対象を狙う傾向があるようで、同じ味方が2連続で攻撃を受けてしまうため、割と簡単に味方が死んでしまう。

 

人喰いウサギ

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スキル「食いちぎり」が超火力で、普通の前衛は即死。

とりあえず頭縛りや盲目を狙ってみて、無理だったら潔く食い殺されるしかない。

 

ギガントローパー

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1層最強の雑魚敵。

特に全体に大ダメージを与える「投げ飛ばし」が危険で、これ1発で全滅も有り得る。

ドングリ4体を伴って出てきた場合などは、先手を取って盲目や腕縛りを決められるかどうかが生命線となる。

 

這い回る毒蟲

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今作最初のFOE

スキル「毒牙」は威力が高く、追加の毒ダメージも割と痛いため、喰らったキャラは確実にそのターンの終了時までに死ぬ。

幸い、頭封じが入りやすいため、ハウンドの鷹やセスタスのフリッカーで攻撃すれば、5ターンぐらいは時間を稼げる。

石化の香で動きを止めたり、バンカーで毒牙を引き付けるのも有効。

ドロップアイテムから作れるクロウラーナックルが階層ボスに有効なので、素材集めのために乱獲した。

 

猛る梟獣

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拡散攻撃の「ベアハッグ」が怖い。

バンカーを出しておけばそれなりに何とかなるが、拡散攻撃でバンカーがまとめて処理される場合もあり、安心できない。

盲目と腕封じが効きやすいという弱点を狙えば安定する。

 

紅鉄の蜊蛄

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3n+1ターン目に発動する列氷攻撃「アイススラーサー」が痛い強敵。

前列が狙われやすいので、前2後3のパーティ構成で挑むのが吉。

アイススライサーに備えて回復や防御を行えば、基本的には攻め落とされることはない。

雷属性が弱点なので、セスタスの雷神拳を連打して勝利した。

 

ゴーレム

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3~4ターン置きに飛んでくる爆発が危険。

爆発のターンは全員防御で耐え抜き、次のターンにメディカを使いまくって立て直すという戦法で何とか凌いだ。

壊・氷が弱点なので、セスタスの鬼人拳・フェンサーのチェインフリーズ・シャーマンの冷波・ウォーロックのアイシクルランスで攻撃。

特にセスタスの活躍が顕著で、1人でゴーレムの体力を6割ほど削ってくれた。