ドミニオンの基本セットからギルドまでの王国カード200枚を採点しました。
この業界ではカードを10点満点で評価するのが流行っているそうなので、今回はそれに則って10段階の評価を行いました。また、評価1や評価10のカードは少なく、評価5や6のカードを多くするのが伝統のようなのですが、このパターンだと評価の難しいカードを5点や6点に押し込むという方式ができてしまいますので、今回は全ての評点のカードの枚数を均等にしました。つまり、評価1のカードから評価10のカードまでを20枚ずつ、ということですね。
評点の付け方ですが、そのカード自体の強さと、その強さが発揮される頻度を鑑みて採点を行っています。例えば、銅細工師は銅貨を増やす乞食や銅貨を拾ってくる会計所と組めば強力な効果を発揮できます。しかし、そもそも銅貨と相互作用するカードが少ないため、役立つ頻度が高いカードとは言えません。そのため、点数は低めとなっています。
また、同じセットに含まれるカード同士は同時にサプライに出てくる頻度が高いものとの仮定を置いているため、同セットのカードとの相性が採点に大きな影響を与えています。例えば、護符と鉄工所はどちらもコスト4以下のカードを獲得するカードですが、同セット内にコスト4以下のカードが少ない護符は評価を低く、セット内にコスト4以下のカードが多い鉄工所は評価を高くしています。
また、多くの場合においてカードの持つランダム性はマイナス要素である、という方向性で評価を行っています。例えば、効果が相手の山札に依存する貢物や相手の手札に依存する馬上槍試合は、使うまで効果が分からないのでは作戦が立てづらいですので、評点は低くなってしまっています。逆に、ランダム性を排除できるようなカードの評価は高くなっています。
以下、点数の低い方から順に評価を書いていきたいと思います。
評価1
祝宴 |
序盤に5金のカードが欲しいなら、初手祝宴に頼らずとも初手銀貨-銀貨で十分。 |
冒険者 |
6コスト2ドローの人。2コスト2ドローの堀を見習ってもらいたいものである。 |
偵察員 |
冷静に計算してみると、大広間と組もうが願いの井戸と組もうが、ほとんど手札を増やすことのできないカード。 |
銅細工師 |
会計所や乞食とは相性が良い。ただ、相性の良いカードが少なすぎる。 |
秘密の部屋 |
リアクション能力が貧弱で、また自分自身が1金も生み出さないのが痛い。8枚捨て属州到達の荒業は有り得る。 |
航海士 |
悪いツモを除去するのが本来の役割だが、大抵は普通のツモが来るため、役目を果たしづらい。 |
真珠採り |
毒にも薬にもならない。一応、場に存在すれば銅貨を改築しやすくなるという利益はある。 |
停泊所 |
なかなかタイミング良く、先送りにしたいカードと一緒に手札に来てくれない。保存と比べると尚更。 |
玉璽 |
早く使いたいカードがあるときに買うカードなのだが、早く使いたいカードがあるなら玉璽を買っている暇はない。 |
護符 |
購入プラスのカードが無い限り、劣化版鉄工所になりやすい。高コストの繁栄カードと一緒に出てくるのも辛い。 |
投機 |
アクションを減らさず1金出して1ドローする、即ち宝物庫相当のカード。でもデッキに戻らない。残念。 |
占い師 |
屋敷を全廃棄されると無意味カードと化す。詐欺師とは大違いである。 |
官吏 |
金貨と似ているが、デメリットが大きすぎる。コンボで映えることもあるが、その機会が少ないのが難点。 |
公爵夫人 |
公領を買いつつサプライを枯らしたい時や、呪われすぎて2金しか出ない時に。 |
神託 |
2ドローしかできないため、パワー不足になりがち。他にドローカードが無い場合は採用の価値あり。 |
埋蔵金 |
交易人や庭園とは相性が良いが、やはり出番は少ない。 |
賢者 |
2金以下のカードを全圧縮すると無意味なカードに。圧縮カードの豊富な暗黒時代においては立つ瀬がない。 |
ネズミ |
弟子が居れば強いが、大抵の場合はネズミを養殖しても自滅するのがオチ。 |
武器庫 |
暗黒時代には、集めれば集めるほど強い4金以下のカードというのが少ないため、出番は少なくなりがち。 |
浮浪者 |
大抵は無意味なキャントリップに終わる。一応、避難所を改良した時には有難いカード。 |
評価2
木こり |
ほぼ劣化銀貨になりがち。他に購入権増加カードが無いなら1枚買ってもいいかも。 |
鉱山 |
速度は遅く、単に銅貨を廃棄して金貨を買った方が早いことも。他に廃棄カードが無いなら採用の価値あり。 |
宰相 |
木こりと同じく劣化銀貨になりがち。トラベラーカードを早く回したい場合には役立つ。 |
泥棒 |
警戒して財宝カードを購入しないプレイヤーが多く、なかなか財宝を奪うという役割を果たせない。 |
堀 |
デッキが堀ばかりだと身動きが取れなくなる。結局、敵が殴ってくるなら、自分も殴り返すしか無いのだ。 |
密偵 |
デッキ先読み効果は嬉しいが、複数枚積まないと効果は薄く、そのためには4金という高さが足枷となる。 |
願いの井戸 |
2枚分の先読みができるカードが少ないため、活躍の機会が少ない。 |
貢物 |
効果は強いのだが、あまりにもランダム要素が強すぎるため、作戦に組み込むのが難しい。 |
商船 |
ドミニオンは出力が偏ると強いゲーム。お金が分散するのは良くない。 |
探検家 |
彼と属州が同時に手札に来るように調整するの、手間がかかりすぎるんだよね… |
変成 |
金貨入手の能力は強力だが、圧縮カードながら初手で購入できず、また銅貨を処理できないのも痛い。 |
薬草商 |
ポーションを回収することで錬金術師をサポートすると強い。 |
記念碑 |
VPトークンは確かに強いが、トークン入手の速度は司教の半分から4分の1程度であるため、相手に押されがち。 |
交易路 |
序盤は廃棄の見返りが薄く、終盤は強制廃棄がキツイ。他に圧縮カードが無ければ使ってもいいかも。 |
馬上槍試合 |
褒章カードを取るのはとても楽しい。でも、褒章カードに惑わされずに別の戦法を取った人が大抵勝つ。 |
魔女娘 |
確実に初手で買える呪い配りという意味では強いのだが、災いカードでガードされやすいのが難点。 |
オアシス |
手札1枚を1金と交換する、銅貨レベルの意義の薄さのカード。寵臣などと組めば活躍できる。 |
遊牧民の野営地 |
木こり。どうしても購入権を増やしたい場合に使おう。 |
物置 |
廃墟や呪いが溢れた時の心強い味方。ただ、+1アクションが付かないぶん、地下貯蔵庫より見劣りする。 |
収税吏 |
速度に難のある鉱山よりさらに遅いが、収税吏自身に場を遅延する効果もあるので、効果はトントン。 |
評価3
役人 |
銀貨入手や敵の行動の阻害は嬉しい。ただ、どちらも即効性に欠けるのが弱点。 |
大広間 |
鉄工所や金物商とのコンボが強い。一方、コンボにならない時に買うと負けやすい。 |
男爵 |
4金出してくれるのは文句無しに強い。ただ、近年は屋敷を廃棄するカードが充実してきており、無力になりがち。 |
海賊船 |
うまく育つと強いのだが、相手と競合するとなかなか育たず、博打の要素が強い。 |
島 |
1回しか使えない圧縮カード。他に廃棄の可能なカードが無い場合に。 |
バザー |
連打するだけで金が増えるというのは有難いが、いかんせんコストが高すぎる。 |
密輸人 |
何が入手できるか読めないので、作戦に組み込みづらい。 |
抑留 |
狙っていたカードを止められた人は損をするが、攻撃者も時間のロス。結果的に第3者が得をする。効果は絶大だが、「強いカード」の定義には当てはまらない。 |
賢者の石 |
圧縮環境では力を発揮できないが、廃棄カードさえ無ければ白金貨も真っ青の超火力を出せる。 |
会計所 |
ロマンにあふれた夢のカード。基本的には夢で終わることが多い。 |
隠し財産 |
簡単に金貨が手に入るという能力は強力。但し、繁栄環境では金貨が弱い、という点だけが残念。 |
禁制品 |
金貨が5金で買えるというのは魅力的。但し、デメリットもかなり痛い。 |
造幣所 |
白金貨があれば強いが、無ければイマイチなカードに。環境に大きく左右されるカード。 |
義賊 |
存在感は泥棒より上。相手に銅貨を配るという嫌がらせも地味においしい。 |
狂信者 |
手札に狂信者が揃うと強いが、うまく揃ってくれるケースは稀。確率に左右されるため、挙動が読みづらい。 |
ゴミあさり |
カードの次の使用機会を早める。デッキが分厚いほど強くなるカードであり、暗黒時代のコンセプトには反する。 |
盗賊 |
改築や騎士のある場では、廃棄置き場は宝の山。張り切って高額カードを回収したい。 |
封土 |
交易人や名品と同時にサプライに登場した場合に限り、大人気となるカード。 |
略奪 |
効果は強力だが、使い捨てであるというデメリットは結構つらい。 |
石工 |
金貨を砕いて6点を得るカード。購入時効果は有難いが、手札に来ても邪魔になりがち。 |
評価4
工房 |
4金のカードには集めれば集めるほど強いものも多く、活躍の場は多い。5金以上のカードが多いと無力。 |
公爵 |
点数が伸びるまでに時間がかかるが、爆発力はある。長引きそうなゲームで。 |
中庭 |
実質的なドロー枚数は2枚とやや控えめだが、手札の調整ができるぶん柔軟な働きをしてくれる。 |
破壊工作員 |
庭園・公爵・シルクロードなどを集めている相手には効果抜群。第3者を利する結果になりやすいが… |
隊商 |
継続中にデッキシャッフルに乗り遅れやすいのが弱点だが、4金で研究所が買えるのは魅力。 |
宝物庫 |
毎ターンお金が増える、魔法のカード。何枚も積むのは考え物。 |
支配 |
高すぎて実用性に欠けるが、他人を操作できるというのはとても楽しい。 |
鍛造 |
序盤に買えれば疑似礼拝堂として八面六臂の大活躍。問題は、その高いコストをどう乗り越えるかである。 |
収穫 |
最大出力は4金であり、2枚で属州到達も可能なパワーカード。運に左右されやすいのは欠点。 |
農村 |
勝利点と呪いをスキップする効果が能動的には使いづらい。でも、アクション権の増加自体はとても有意義。 |
開発 |
銅貨や屋敷の廃棄には役立つ。他の圧縮カードに比べて廃棄の速度が遅いのは気になる点。 |
シルクロード |
少人数プレイでは、ハマればとても強いカード。ハマる機会はあまり多くないけどね。 |
農地 |
1点2点を競う、通好みなカード。農地で廃棄したいカードがタイミングよく手札に来てくれないという罠も存在。 |
宿屋 |
アクション権増加と購入時効果は便利。使用時に手札を減らしてしまうのは難点で、気軽には買えない。 |
よろずや |
圧縮も手札補充も可能。増えた銀貨のせいでデッキの回転が悪くなって自滅する場合もあるので注意。 |
吟遊詩人 |
呪いや銅貨をスキップしてくれるのは嬉しいが、ついでに金貨もスキップしてしまうお茶目なカード。 |
屑屋 |
序盤の便利さは好評価だが、終盤には役立たずとなる。もう少し安ければ気軽に使えた。 |
秘術師 |
銀貨にドローが付いてくると考えれば強いが、割高。大学や祭壇で無料獲得できるなら集めてみたい。 |
浮浪児 |
傭兵に進化させれば、手札破壊に圧縮にと大活躍のカードになる。弱点は、圧縮開始までに時間がかかる点。 |
名品 |
封土やステロとの相性は抜群。圧縮デッキではイマイチ。 |
評価5
市場 |
どんな場合にも腐らないのが魅力。値段が高いので、購入枚数は少しだけにするのが良い。 |
金貸し |
金を出しつつ銅貨を圧縮してくれるので、デッキ強化が捗る。但し、屋敷を廃棄できなければ意義は薄い。 |
祝祭 |
銀貨感覚で連打でき、便利。本当にただの銀貨になることが無いよう、エンドアクションも用意すべし。 |
地下貯蔵庫 |
素撃ちでは効果が低いが、手札を増やしてから使うとかなり高威力。頼れるドロー調整カードである。 |
仮面舞踏会 |
手札を減らさず圧縮ができる点がGood。人の圧縮を手伝わないように気を付けたい。 |
ハーレム |
手札がハーレムだらけなら8金は捻出できるので、金貨の代わりにハーレムを買うのは理に適っている。 |
貧民街 |
うまくやればアクション権も手札も増える。まあ、アクション権が増えるだけでも十分有意義だが。 |
海の妖婆 |
初手から買えるため、勢いよく呪いを配れる。使用者に何の見返りももたらさない所が潔い。 |
策士 |
アクションカードでコインを出すデッキなら、手札捨てのデメリットを無視できる。夢あふれるカード。 |
引揚水夫 |
屋敷廃棄にも、コイン供給にも使用可能。 |
船着場 |
実質的には4ドローと、大盤振る舞い。引き切りデッキでは2ターンに1回しか使えない。 |
薬師 |
銅貨が多くないと働いてくれないのは困った点だが、複数枚ドローの能力とデッキ先読み能力はいずれも便利。 |
ブドウ園 |
死の荷車や石工があれば点数が大爆発。どうやってブドウ園自体を短期間で複数枚集めるのかは課題。 |
石切場 |
アクションカードを買う際には金貨と同等の働きをしてくれる。序盤には嬉しいカード。 |
借金 |
山札からの廃棄のため、手札が減らないのが長所。屋敷を廃棄するカードが他にあるなら強い。 |
ならず者 |
そうそうできるものではないが、連打すれば大量のVPを獲得できるロマンカード。民兵効果だけでも有難い。 |
馬商人 |
不要カードを3金に換金できるのはお得。不要カードの増えがちな品評会プレイには適している。 |
交易人 |
銀貨だらけのデッキで属州購入を目指すカード。脳筋的だが威力は確か。 |
襲撃者 |
廃墟配りと略奪品獲得の2つの能力があるため、腐りにくい。強さは圧縮カードの有無に依存する。 |
はみだし者 |
安いカードが多い時には対応力が増す。サプライ枯れには要注意。 |
評価6
庭園 |
山札を分厚くするカードは種類が多いため、他の特殊勝利点カードよりは点数を伸ばしやすい。 |
魔女 |
刺さる時にはとにかく刺さるアタック。序盤はこいつで他のアクションを引く事故が起こりやすく、やや怖い。 |
寵臣 |
寵臣ばかり集めるプレイはとても強力。値段が高いので、寵臣を集めるのには時間がかかる。 |
手先 |
こぢんまりした効果だが、汎用性は高い。書庫や望楼との相性も良い。 |
漁村 |
2ターンに渡ってアクション権を増やしてくれるのがウリ。数を揃えれば、お金を出す係としても使える。 |
原住民の村 |
カードをキープしておける効果は、橋や商人ギルドなど、複数枚一気に使いたいカードがある際に役立つ。 |
宝の地図 |
金貨4枚獲得は勝利への近道。最近は宝の地図を手札に揃えるのに使えるサポートカードも増えている。 |
灯台 |
堀と違って、残りアクション回数を減らさずにガードが張れる。引き切りデッキなら灯台2枚で完全ガードが可能。 |
幽霊船 |
相手の展開を遅延させる効果は民兵以上。引き切りデッキに1枚挿すと活躍してくれる。 |
ゴーレム |
パワーがあるがランダム性も強い。デッキのアクションカードの種類を限定し、ランダム要素を抑えたい。 |
使い魔 |
残りアクション数を減らさずに呪いを配れるのが良い所。廃棄カードが無い場では大暴れできる。 |
銀行 |
白金貨も超えるほどの威力を発揮してくれることもある、パワフルなカード。ドローカードと一緒に使いたい。 |
香具師 |
邪魔なカードを2枚も配れるため、半端な廃棄カードでは配られたカードを除去するのが追いつかない。 |
狩猟団 |
買い漁れば「脳筋狩猟団」なる戦法が可能。研究所としてはやや使いづらかったりする。 |
村落 |
捨て札によるオプション効果が便利。手札が減ってしまうのは痛いが、そのぶん値段は据え置きである。 |
岐路 |
屋敷を廃棄できない時や庭園を集めている時には、アクション数を得ながらドローさせてくれる岐路は便利。 |
地図職人 |
屋敷や呪いをデッキから捨てることは、それをドローするのと実質的に等価であり、非圧縮デッキでは役立つ。 |
偽造通貨 |
コインを供給しつつ銅貨を圧縮してくれる。結構高いのが困ったところ。 |
物乞い |
コスト2で3金出してくれるのは破格。ゲーム終盤に活躍してもらいたい。 |
熟練工 |
ステロで屋敷以外を引いてきたり、圧縮デッキで終盤に属州以外を引いてきたりするのには役立つ。 |
評価7
議事堂 |
自分は4ドローで相手は1ドロー、つまり差し引き3ドローといった所。鍛冶屋と同様に便利なカード。 |
共謀者 |
うまくいけばどんどん連鎖が続く。共謀者を掻き集める方法と、連鎖の発火の方法が課題。 |
交易場 |
手札を2枚廃棄できるし、獲得した銀貨が即座に手札に入ってくるため、即効性の面で優れているのが嬉しい。 |
鉄工所 |
連打が可能なため、コスト4のカードをどんどん獲得していける。特に共謀者や大広間が狙い目である。 |
橋 |
単体で使うだけでも3金ぶんの利益をもたらしてくれる。難しいが、連打すればさらに高威力に。 |
巾着切り |
相手はマイナス1金、自分はプラス2金で、差し引き3金のアドバンテージ。コスト4にしては強力である。 |
大衆 |
たとえ5金に値上がりしようが、鍛冶屋は強い。アタック効果は割とどうでもいい。 |
都市 |
サプライ1山さえ枯れてくれればこちらのもの。大人数プレイでの花形的カードである。 |
保管庫 |
手札5枚の状態からいきなり保管庫を撃てば6金。少し銀貨や金貨を加えれば、それだけで属州到達である。 |
道化師 |
相手から強いカードを回収したり、呪いや銅貨を獲得させたりできる。どちらの効果が発動しても強い。 |
豊穣の角笛 |
カードを8種類並べて属州を狙おう。色々な種類のカードを掻き集めるのにも適している。 |
街道 |
コスト操作により様々なコンボが可能。購入権を増やすか獲得系カードを使わないと、真価を発揮できない。 |
香辛料商人 |
アクション権や手札を減らさずに銅貨の廃棄ができるため、圧縮がスムーズに進む。 |
坑道 |
金貨がタダで貰えるのはやはり魅力。勝利点カードとしてもコスパが良い。 |
隠遁者 |
避難所を廃棄したり銀貨などを獲得したりでき、しかも圧縮終了後は狂人に進化できる、無駄の無いカード。 |
騎士 |
何枚か買っておけば、相手のデッキを滅茶苦茶にできる。主導権を握れば完封勝ちも夢じゃない。 |
従者 |
安くて小回りも効く、便利なカード。特にアクション回数を増やす効果で、安めの村として働いてくれる。 |
医者 |
運にもよるが、一気に複数のカードを廃棄できる可能性がある。手札も減らない。 |
商人ギルド |
デッキに1枚入れて貯金要員に。もしくは超連打してからの属州連続獲得も有り得る。 |
広場 |
村の効果もコイントークン獲得の効果も便利。やや2つの効果が噛み合っていない気もするが。 |
評価8
玉座の間 |
好きなカードに変身でき、アクション権も節約できる。高コストの強いカードに変身させたい。 |
改良 |
流れるように屋敷と銅貨を処理できる。デッキに2枚は欲しい。 |
鉱山の村 |
序盤に廃棄して高額の買い物をするも良し、終盤に廃棄して7金病を解決するも良し。 |
執事 |
3金で手札2枚廃棄ということで、礼拝堂に次いで2位の費用対効果。圧縮後に仕事がある点も長所。 |
見張り |
残りアクション回数も手札も減らさず圧縮ができ、次のドローの質も向上。たまに強いカードも廃棄しちゃう。 |
大学 |
アクションカード限定ながら、5金まで取れる点は優秀。研究所や厩舎など、便利な5金のカードを狙いたい。 |
念視の泉 |
アクションカード以外を廃棄したデッキなら、これだけで全てを引き切れる。夢のカード。 |
大市場 |
購入こそ難しいが、連打しているだけで金がどんどん溜まっていく点は、強いと言わざるを得ない。 |
望楼 |
軽めの書庫として使用可能で、うまく回った時のドロー力はかなりのもの。呪いへの耐性も多少付く。 |
労働者の村 |
労村で山札をうまく回してお金を大量に出し、労村の増やした購入権で買い物をする。よくできたカードである。 |
再建 |
カードを2枚ずつ廃棄できるのは便利だし、屋敷を銀貨に取り換えられるのも助かる。圧縮終了後は役立たずに。 |
愚者の黄金 |
圧縮デッキなら、デッキに入れる財宝カードは全部コレでもいいレベル。 |
値切り屋 |
コンボに必要な素材を1ターンに2枚ずつ集めることができる。素早いデッキ構築には必須のカード。 |
不正利得 |
買った瞬間に呪いを配れる快速アタック。買った不正利得で銅貨を増やし、さらに不正利得を買うべし。 |
金物商 |
アクション権とカードとコインをバランスよく増やしてくれるため、これを買っているだけで自然とデッキが強くなる。 |
救貧院 |
財宝カードを圧縮し終わったデッキなら、救貧院2枚で属州が買える。呪われ過ぎて財宝が無いデッキでもOK。 |
行進 |
城塞との組み合わせは最強。他にも、廃棄時効果の誘発やカードのグレードアップに幅広く使える。 |
助言者 |
助言者だけで山札を引き切れるぐらいの枚数を確保すれば、隣の人にカードを捨てられる弱点は無視できる。 |
予言者 |
金貨獲得の効果が強力なので、相手に手札1枚を引かせてでも発動させる価値がある。 |
蝋燭職人 |
貯金に購入権増加にと、扱いやすいカード。書庫や望楼とも好相性。2金余ったら買っておこう。 |
評価9
改築 |
屋敷の圧縮もできるが、金貨を属州に交換する効果が本命。購入権が増えない場で猛威を発揮する。 |
鍛冶屋 |
ドローカードは何枚も集めてナンボなので、安さが命。コスパに優れる鍛冶屋はドローカードの鑑である。 |
研究所 |
やけに高いが、ノーリスクで手札を増やせるため、大人気なカード。 |
民兵 |
初手から買えて、相手の行動を強く束縛できる。 |
村 |
安さは正義。これを先んじて買い尽くせば、相手はデッキ構築に行き詰ること請け合いである。 |
貴族 |
村の効果と鍛冶屋の効果を合わせ持つため、村鍛冶屋のサポート要員として役立つ。 |
倉庫 |
コンボに使いたいカードをデッキから集めてくるのに適したカード。デッキの回転も早まる。 |
大使 |
自分は圧縮を行い、相手の山札の組成は崩す。他に廃棄カードの無い場では、大使の存在が生死を分ける。 |
弟子 |
金貨や行商人を消費して超絶ドロー。屋敷の圧縮にも役立ってくれる。 |
拡張 |
5金のカードを犠牲にして属州を獲得する装置。改築と違い、犠牲となるカードの幅が広い。 |
行商人 |
安価で買って高く売る。植民地や属州の足掛かりにピッタリなカード。 |
品評会 |
うまくいけば6金で買える属州となる。獲得系カードで多種類のカードを素早く回収したい。 |
大使館 |
あからさまなゴリ押しカード。もはや圧縮なんて関係なく強引に8金に到達できる。 |
辺境伯 |
鍛冶屋の効果と民兵の効果を同時に発揮できるのは凄い。 |
狩場 |
4ドローの効果は文句なしに優秀。終盤には勝利点3点と引き換えることも可能。 |
採集者 |
使いやすい圧縮カード。初手には無心でこれを買っても問題ない。 |
祭壇 |
廃棄の能力はもちろん、獲得できるカードのコストの上限が5である点も素晴らしい。頑張って早めに買いたい。 |
地下墓所 |
気に入らなければ引き直しのできる鍛冶屋で、運の良し悪しの要素を排除できるため重宝する。 |
墓暴き |
5金のカードを属州に変換し、また墓場からカードを拾ってくることも可能。どちらも強力な効果である。 |
パン屋 |
連打しているだけでコイントークンがどんどん溜まる。ひたすら貯金してから属州を集中購入したい。 |
評価10
書庫 |
手札を減らしてから一気に補充。うまく回った時のドロー枚数は、他のドローソースの比ではない。 |
礼拝堂 |
たった2金で廃棄枚数無制限という破格のカード。あらゆる数多くのコンボの起点となる。 |
拷問人 |
鍛冶屋にアタック効果を追加。似た立ち位置の大衆に比べ、明らかにアタック効果が強い。優遇カードである。 |
詐欺師 |
呪い撒きに強制廃棄と、相手のデッキをとことん侵食。価格設定も割安であり、銀貨気分で使える。 |
前哨地 |
使用済みカードを未使用状態に戻す。引き切りデッキに混ぜれば、自分の番でデッキが2回転する。凄い。 |
錬金術師 |
これを買い漁れば、毎ターン手札が増えてウハウハ。ポーションも常備しておきたい。 |
宮廷 |
「手札のカードを3回使う」ということは、そのカードを山札から引き、それだけのアクション権を捻出するのと等価。つまり、実質「+3アクション・+2ドロー」のカードである。そりゃ強いわ。 |
司教 |
勝利点カードを買わずに勝利点を稼げる、息切れ知らずなカード。引き切りデッキの強い味方である。 |
移動動物園 |
圧縮さえ掛ければ、簡単に3ドローの効果を得られる。安くてパワーもある、良カードである。 |
画策 |
分厚いデッキでは強カードの使い回しに、薄い引き切りデッキではドロー順の調整に。宮廷とのコンボも強い。 |
厩舎 |
銅貨等を捨てるという僅かなデメリットで3ドローもできるのは強力無比。序盤に手を加速させるのに大活躍。 |
国境の村 |
5金には3枚ドローのカードが多いため、セットで獲得すれば、素早くドローデッキの出来上がり。 |
青空市場 |
簡単に金貨がザクザク手に入るため、デッキ強化に大貢献。キャントリップなので邪魔にもならない。 |
山賊の宿営地 |
これを買っただけで、村と金貨を買ったのと同じことになる。しかも金貨より安い。大サービスである。 |
死の荷車 |
民兵や魔女で手札を圧迫されようと、これを使うだけでほぼ属州に手が届く。難局を打開してくれるカード。 |
城塞 |
廃棄されないという能力は非常に有用。行進などの廃棄カードと組み合わせても良いし、騎士への防御にも使える。 |
建て直し |
属州を買う以外の勝ち筋を提供してくれるカードであり、戦略の幅を大きく広げてくれる。 |
伯爵 |
礼拝堂の再来。値段は高いが、圧縮終了後もお金を出してくれたり公領を取ってくれたりする。 |
伝令官 |
アクションカードに当たれば、「+2ドロー、+2アクション」と等価の効果。財宝カードは全部廃棄しよう。 |
肉屋 |
コイントークン次第では拡張と同じことが5コストででき、場合によっては貯金も可能。言うこと無し。 |