ポケモン種族名にありがちな接頭語・接尾語

ポケモンの名前の先頭・末尾には、何となく同じような文字列が付いていることが多いな、と思った今日この頃。気になったので、使われやすい接頭辞・接尾辞をまとめてみました。

 

「キング」

 

コイキングヤドキングなど王冠のようなモチーフを持ったポケモンに付けらているようだが、その他に関してはやや安易に名付けられている感も否めない。第1世代~第3世代といった初期の作品に見られる。 

 

「オウ」「オー」「オオ」

現実で言うところの、オオムラサキとかダイオウイカ的なネーミング。こちらも初期によく見られる。ヌオーの中国名は「沼王」なので、「オウ」寄りであろう。

 

「ドン」

恐竜の名前にも「ドン」で終わっているものが多いが、これはラテン語の「歯」という単語に由来するらしい。シビルドンは確かに歯と関係ありそうな気もするが、大体は何となく恰好良さそうだから、との理由で付けられている気がする。

 

「ドラ」「ゴン」

何となく名前が強そうに見える接尾語。昨今に渡り、幅広く使われている。

 

「ラー」

「ランプ」「シンボル」では物体の名前にしかならないし、「ナックル」「カポエイラ」では格闘技の名前にしかならない。そこで、語尾に「er」を付けることにより生物っぽくするのである。一応、シンボラーに限っては太陽神ラーが由来である可能性もある。

 

「メガ」「ギガ」

本来は「10の6乗」「10の9乗」という意味。とりあえず、サイズがでかいということを主張する文字列である。

 

「ス」

何の脈絡もなく、突然名前が「ス」に繋がる。そういえば、ラテン語の動物名や人名もスで終わりやすい。

 

タイプ名

タイプ名を名前にも付ける。大変分かりやすいネーミングである。

 

ABCB

接頭語や接尾語という概念からは離れるが、4文字の名前のうち、2文字目と4文字目が同じ文字であるパターン。語呂が良いためか、第5世代で頻出。

 

XXッX

4文字の名前のうち、3文字目が促音であるパターン。小動物的な語感が出るからか、とにかくよく使われる。