ファイアーエムブレムif 兵種評価

ファイアーエムブレム if」に登場する上級職の兵種の強さや使いやすさを評価しました。採点は以下の5段階となっています。

  • S : ゲームバランスに味方された、本作最強クラスと言える兵種。
  • A : 戦闘や補助の面で便利さを持つ、攻略上おすすめの兵種。
  • B : 平均レベルの運用しやすさを持つ兵種。
  • C : 似た特性を持つ他の兵種に比べて、使いやすさの面で劣る兵種。
  • D : 意図的に弱く調整されたと思われる、本作で最も使いづらい部類の兵種。

白の血族・ダークブラッド・歌姫・九尾の狐・マーナガルムのような、ユニット特有のクラスは評価を省いています。

 

白夜の兵種

剣聖 : S
回避補正と必殺補正が付く上、習得スキルも便利な強クラス。槍に弱く間接攻撃もできないという昔からの弱点は、逆刀と小刀の登場で克服。死角が無く、弱いユニットも剣聖になるだけで強くなる。

 

兵法者 : C
同じく侍からccできる剣聖に比べると、速さを中心に能力値が軒並み低く、見劣りする。武器3種を使えるため特効武器リレーに参加しやすい点と、強スキル「死線」を習得できる点は好評価。

 

修羅 : B
鍛冶に比べて力と守備に大きく補正がかかるため、壁としての性能は高くなる。呪が死に装備であるため金棒のみでの戦いとなるが、全ルートで入手可能な逆金棒を使用しておけば3すくみ的には問題ない。

 

鍛冶 : C
修羅よりccボーナスが少なく、また刀が使えるようになっても恩恵は薄い。鬼人からのクラスチェンジ先には、修羅を選択した方が良いと思われる。

 

槍聖 : B
各種封じスキルが便利であり、白夜ルートでは壁役として重宝する。但し、本作では敵の戦闘終了時スキルが厄介であり、対策として1戦闘での敵撃破が求められるため、封じスキルが全く役立たない場合もある。

 

婆娑羅 : D
槍術士からはスキルの便利な槍聖、呪い師からは回復役に転用できる陰陽師へのccが有力であり、そのどちらも持たない婆娑羅の優先度は低め。

 

陰陽師 : A
攻撃も支援もできるリベロであり、便利。早くて強いユニットは魔法を使えば良いし、遅くて脆いユニットは杖を振れば良い。常に活躍の場が保証されている兵種である。

 

山伏 : B
物理系のユニットは銀の薙刀などで、魔力系のユニットは神雷の薙刀で積極的にダメージを取りに行ける。ただ、白夜軍には槍兵が多めなので、修験者を山伏にして槍使いを増やす必要性は薄い。

 

戦巫女 : A
巫女からccする場合、陰陽師になるより守備面に補正が掛かるので、前線に出やすくなって活躍の機会が増える。攻撃面も、シャイニングボウを使えば一線級。但し、物理弓しか用意できない場合は弱いまま。

 

聖天馬武者 : A
高難易度で生死を分けるスキル「速さの叫び」を習得できるので、なるべく用意しておきたい兵種。能力値も、従来の力・守備の低さが多少改善しており、扱いやすくなっている。

 

金鵄武者 : C
聖天馬武者や弓聖に比べて能力基本値が露骨に低く、あまり選択したくないクラス。ただ、本作で強化された弓を使えるのは長所であり、2人目以降の天馬武者を金鵄武者にするのは悪くない。

 

弓聖 : S
本作最強兵種の一角。「先手必勝」と「弓の達人」で攻撃力が9も増え、タフな敵も瞬殺が可能。玉座に居座るボスに「凶鳥の一撃」で攻撃を当てられるのも強い。軍に1人は欲しいところ。

 

上忍 : S
魔道士キラーとして重要な兵種。特に魔道士は群れて出てきやすいので、それを一網打尽にできる上忍は便利。暗夜ルートでは剣聖キラーとしての役割も持てる。敵を瞬殺するのが役目なので、デバフは不要かも。

 

絡繰師 : B
手裏剣と弓という、本作の強武器2種を使えるのは便利。一方、間接攻撃要員としての強さは、速さの伸びる上忍には劣る。味方を増やせる「映し身人形」は強力だが、絡繰師が増えても微妙なので、転職が前提となる。

 

大商人 : D
守備型の間接攻撃要員という矛盾した存在で、在りし日のボウアーマー的な弱さ。一方で、スキル「左うちわ」「お大尽」はかなり強力。必要なスキルだけ取って、すぐに他の兵種に転職させるのが良いだろう。

 

暗夜の兵種

パラディン : C
能力値が平坦で強みが無く、運用しづらい。一方で、習得スキルは「広所突撃」「救出」「守り手」と便利なものが目白押し。初期ソシアルナイトのユニットは、スキル回収後、別の兵種に転職させるのが良いだろう。

 

グレートナイト : D
敵に追撃されやすいため、パラディンよりさらに運用しづらい印象。ジェネラルと比べても、魔防が低いため壁として安定しない。一方で、兵法者と同様、特効武器リレーに参加しやすいという長所はある。

 

ジェネラル : S
「守備隊形」の習得によって覚醒した兵種。特に、高難易度モードでは、堅いジェネラルでどれだけ敵の進撃を堰き止められるかが勝負のカギとなる。攻略の要と言える兵種である。

 

バーサーカー : S
守備の要であるジェネラルに対し、こちらは攻撃の要。敵を一撃で倒すことが求められる本作において、バーサーカーの必殺補正・防陣効果・「力の叫び」はいずれも大いに役立つ。

 

ブレイブヒーロー : D
前作で強すぎたためか、速さと守備の基本値を大幅に引き下げられてしまい、攻撃にも防御にも使いづらくなってしまった。前作までの戦士のような能力値であるため、とても運用しやすいとは言えない。

 

ボウナイト : A
速くて間接攻撃もでき、弓聖と似たような使いやすさを感じさせてくれる。攻撃系スキルが乏しいため、さすがに弓聖の火力には届かないが、「暗器殺し」のおかげで敵の「負の連鎖」を突破しやすいのは利点。

 

アドベンチャラー : C
魔力の伸びるユニットがアドベンチャラーになれば、シャイニングボウを撃ちつつ回復もできて強くなる。ただ、普通にプレイしていると、魔力が凄く高いユニットがこの職に就くことは無いため、強みを活かすのは難しい。

 

ソーサラー : B
必殺率ボーナスのおかげで突破力のある魔道士。一方、杖が使えなかったり、速さにあまり補強が掛からなかったりするせいで、微妙に使いづらい。S武器エクスカリバーは、速さ不足を補えるという点で好相性。

 

ダークナイト : D
剣と魔法という、相性補完の効かない武器の取り合わせのせいで使いづらい兵種。速さの基本値が低いため、敵への追撃もしづらく、間接攻撃要員として厳しい。魔法騎兵が欲しいなら、ストラテジストで十分だろう。

 

ドラゴンマスター : A
速さ上限が低く、力や守備もそれなりであるため、戦闘面では過去作ほど強くはない。一方で、高難易度モード攻略のカギを握る「守備の叫び」が使用できる点は見逃せない。サポート要員として、軍に1人は欲しいところ。

 

レヴナントナイト : C
ドラゴンマスターに比べて速さや魔防が補強されたバランス型のクラスだが、それゆえ力や守備は低めとなっており、器用貧乏の感が否めない。対抗馬のドラゴンマスターが便利であるのも逆風。

 

ストラテジスト : A
移動力が高く、攻撃も回復もできる、ということで便利な兵種。周囲の味方を強化する「戦闘指揮」「深窓の令嬢」もかなり強力。一方、前作に比べて速さに下方修正が入っており、戦闘での強さは過信できない。

 

バトラー/メイド : B
「魔殺し」を覚えられるため、上忍と並んで、魔道士キラーとして役立つ兵種。暗夜ルートでは、貴重な回復役でもある。なるべく力より魔力が高い人が就いた方が強くなる職業である。